4月30日、Tリーグ男子の琉球アスティーダ(琉球アスティーダスポーツクラブ株式会社:沖縄県中頭郡中城村、代表取締役会長兼社長:早川周作氏)は、2022-2023シーズンから昨シーズンまで同チームのエースとして活躍した、東京五輪メダリスト・張本智和の退団を発表した。
張本は2022-2023シーズンより琉球アスティーダに加入し、2022-2023シーズンのプレーオフ優勝、2024-2025シーズンレギュラーシーズン1位に導くなど、絶対的エースとしてチームを牽引。琉球でプレーした3シーズンで、シングルスには52試合に出場して45勝(3シーズン平均勝率86.5%)、昨シーズン(2024-2025シーズン)はシングルス18勝2敗(勝率90%)で、Tリーグでのシングルス個人順位1位に輝いた。
張本は次にどこのチームでプレーするのか。
ドイツのブンデスリーガでは選手登録がほぼ終わっていて、ドイツでのプレーの可能性は低い。Tリーグの他チームへの移籍か、それともWTT(ワールド・テーブルテニス)を中心とした国際ツアーを中心にした活動になるのか、注目されるところだ。
●張本智和コメント(琉球アスティーダ プレスリリースより引用)
「この度、今シーズンをもちまして琉球アスティーダを退団することになりました。はじめに、3年間応援やサポートをしていただいた早川代表、張監督、チームメイト、スタッフの皆さん、ファンの方々、スポンサーの方々、関係者の皆様に、⼼から感謝申し上げます。5thシーズンからプレーさせていただいたこの3年間は、僕にとって素晴らしい時間でした。3年間の全てでプレーオフに進めたことはもちろん、特に2022-2023シーズンにチーム全員で掴み取った2年ぶりの⽇本⼀、そして今シーズンのレギュラーシーズン1位という結果は、とても良い思い出です。
ファンの皆さんと喜びを分かち合えたり、交流できた時間は、かけがえのない時間でした。また、海外遠征直前や直後でも、常に暖かく迎えてくださったチームの皆さんには本当に感謝しています。3年間、どんな時でも楽しく全力で皆さんと共に戦うことができました。そして、沖縄の皆様にもたくさん応援していただき、ありがとうございました!
3年間、ありがとうございました!」
琉球アスティーダ プレスリリースより
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