2月14~16日にかけてNPO法人 大阪卓球協会は大阪・エディオンアリーナ大阪/大阪市立浪速スポーツセンターで「第64回 大阪国際招待卓球選手権大会」、通称「大阪オープン」を開催。この大会は日本最大規模の全国オープン大会で、国内のみならず中国、台湾、香港、タイ、マレーシア、ブラジル、アメリカからも90名を超える選手が参戦。男女10種目で優勝が争われた。一般シングルス、ダブルスの結果は下記の通り。(写真:NPO法人大阪卓球協会/馬渡卓也・能津 桂)
選手宣誓を務めた山本真愛(四天王寺高)
【男子シングルス】
優勝:野田颯太(専修大)
準優勝:坂根翔大(関西卓球アカデミー)
3位:前出陸杜(中央大)、岡野俊介(朝日大)
ベスト8:佐藤匠海(関西学院大)、面田知己(愛工大名電高)、髙見真己(日鉄物流ブレイザーズ)、丁世賢(華東理工大)
★決勝
野田 8、6、7 坂根
男子シングルスはノーシードから勝ち上がった野田がタイトル獲得。決勝は兵庫・育英高の先輩である坂根との対戦となったが、ストレートで勝利して優勝を決めた。意外にも、専修大にとって初の大阪オープン男子シングルス優勝となった。
優勝:野田颯太
準優勝:坂根翔大
【女子シングルス】
優勝:岡田琴菜(愛知工業大)
準優勝:鶴岡菜月(十六フィナンシャルグループ)
3位:小林りんご(青山学院大)、中森帆南(中国電力ライシス)
ベスト8:松本静香(十六フィナンシャルグループ)、矢島采愛(レゾナック)、馬小惠(華東理工大)、枝廣愛(中央大)
★決勝
岡田 4、4、11 鶴岡
女子シングルスを制したのは愛知工業大4年の岡田。フルゲームジュースまでもつれた中森との準決勝を乗り切ると、決勝では鶴岡に快勝して頂点に立った。男子の野田と同様に、愛知工業大初の大阪オープン女子シングルス優勝となった。
優勝:岡田琴菜
準優勝:鶴岡菜月
【男子ダブルス】
優勝:小野泰和/黒田昌秀(出雲北陵高)
準優勝:面田知己/持田陽向(愛工大名電高)
3位:王延宇/許人瑞(華東理工大)、岸本漣斗/大西瑛心(関西高)
ベスト8:高橋拓己/利光芳輝(國學院大/明豊高)、石黒翼/吉田俊暢(関西卓球アカデミー)、川上流星/伊藤佑太(木下アカデミー)、渡邊康靖/杉浦涼雅(愛工大名電高)
★決勝
小野/黒田 3、6、7 面田/持田
高校生ペア同士の対戦となった男子ダブルス決勝は小野/黒田に軍配。コンビネーションの高さを見せてストレートで勝利して優勝を決めた。前回大会で坂井雄飛(愛工大名電高)とのペアで優勝を果たした面田は異なるペアリングでの2年連続優勝はならず。
優勝:小野泰和/黒田昌秀
準優勝:面田知己/持田陽向
【女子ダブルス】
優勝:木村光歩/枝廣瞳(中国電力ライシス)
準優勝:金梦妍/馬小惠(華東理工大)
3位:櫻井花/牧野美玲(星槎高横浜)、加藤亜実/小島叶愛(十六フィナンシャルグループ)
ベスト8:松本静香/鶴岡菜月(十六フィナンシャルグループ)、谷渡亜美/伊藤七海(エクセディ)、木塚陽菜/鶴岡美菜(神戸松蔭女子学院大)、永野萌衣/坂﨑愛華(愛知工業大)
★決勝
木村/枝廣 6、8、-10、12 金梦妍/馬小惠
女子ダブルスは全日本3位の木村/枝廣に栄冠。決勝では中国から参戦の金梦妍/馬小惠を3-1で振り切った。中国電力ライシスの大阪オープン女子ダブルス優勝は第62回大会の青木優佳/中森帆南以来2年ぶり。
優勝:木村光歩/枝廣瞳
準優勝:金梦妍/馬小惠
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