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岡野/出澤が混合ダブルス金メダル【FISU ワールドユニバーシティゲームズ】

7月17日よりドイツで行われている『FISU ワールドユニバーシティゲームズ(2025/ライン・ルール)ドイツ・ライン=ルール都市圏』(卓球競技:7月17〜24日)。

7月22日には混合ダブルスの準決勝・決勝が行われ、岡野俊介(朝日大学)/出澤杏佳(レゾナック)が中国ペアを2連破し優勝。日本チームは女子団体に続いて2つ目の金メダル獲得となった。

日本女子、決勝で中国を破り12年ぶり2回目のV!男子も3位入賞【FISU ワールドユニバーシティゲームズ】

 

上写真:混合ダブルスで金メダル獲得の岡野俊介/出澤杏佳(写真:一般社団法人 日本学生卓球連盟)

 

岡野/出澤は、初戦(2回戦)で香港ペアを3-2で破ると、3回戦はチャイニーズタイペイの高承睿/簡彤娟に、続く4回戦はポーランドペアにそれぞれ3-1で勝利。準々決勝ではタイのペアを4-0のストレートで下しメダルを確定させた。そして22日の午前に行われた準決勝は、陳俊菘/王暁彤(中国)を接戦の末に4-3で撃破、同日の最終試合となった決勝では曾蓓勛/韓菲兒(中国)に1-3とされるも、第5ゲームは11-2、第6ゲームは14-12、最終ゲームは13-11で勝利。7ゲーム中4ゲームがジュースとなる大激戦を制し頂点に立った。

なお、混合ダブルス出場の横谷晟(宮崎県スポーツ協会)/青井さくら(筑波大)は、今大会準優勝の曾蓓勛/韓菲兒と4回戦で対戦となり、1-3で敗れベスト16に終わった。

 

以下、岡野/出澤の決勝終了後インタビューより(MAQS | Rhine-Ruhr 2025 Flash Quotes より引用)

岡野「(優勝した瞬間)あまりのうれしさに、膝をついて地面に倒れこんでしまいました。ここで金メダルを取れるとは思っていなかったので、本当にうれしいです」

出澤「最初からタイトな試合で、本当に苦しかった。お互いに声を掛け合い、お互いを信じていたからこそ勝てたんだと思います。(決勝の1-3からの勝利について)1本1本自信をもってプレーしていたので、逆転することができました。(優勝について)家族と応援してくれた人たちに感謝します」

 

〈混合ダブルス〉●準決勝
岡野俊介/出澤杏佳 5、8、10、-3、-11、-3、9  陳俊菘/王暁彤(中国)
曾蓓勛/韓菲兒(中国) -8、6、5、-4、13、9 陳顥樺/黄凱彤(香港)

準決勝で陳俊菘/王暁彤を4-3で下した岡野/出澤 © Moritz Müller / Rhine-Ruhr 2025

 

●決勝
岡野俊介/出澤杏佳 10、-10、-7、-8、2、12、11  曾蓓勛/韓菲兒

混合ダブルス決勝より © Moritz Müller / Rhine-Ruhr 2025

 

優勝を決めた岡野/出澤 写真:一般社団法人 日本学生卓球連盟

 

 

一般社団法人 日本学生卓球連盟 ホームページ内「FISU ワールドユニバーシティゲームズ(2025/ライン・ルール)~ドイツ・ライン=ルール都市圏~ 特設サイト」

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