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【秋季関東学生リーグ男女1部】男子は明治大がグランドスラム達成、女子は専修大が9シーズンぶりの優勝!

9月1日よりスタートした関東学生リーグ男女1部が閉幕。男子は明治大は春に続いて49回目の優勝、女子は専修大が9シーズンぶり43回目の優勝を飾った。

 

【男子1部】
1位:明治大(7勝0敗)
2位:専修大(4勝3敗)
3位:中央大(4勝3敗)
4位:日本大(4勝3敗)
5位:早稲田大(3勝4敗)
6位:筑波大(2勝5敗)
7位:法政大(2勝5敗)
8位:駒澤大(2勝5敗)

優勝:明治大

★殊勲賞:平賀龍生(明治大)

 

◆1・2位校の対戦

〈明治大 4-3 専修大〉
○宮川 5、-4、12、7 遠藤
松田 6、-7、7、-3、-9 阿部○
櫻井 -6、8、-10、-6 野田○
○宮川/山本 -7、7、-8、10、12上村/阿部
手塚 -10、-8、4、-3 星優○
○山本 -5、7、7、9 後藤
○平賀 12、10、-8、-8、5 星翔

 

男子は明治大が春に続き優勝。1番の山場となったのは専修大との一戦。1番と4番のダブルスを明治大が、2番と3番を専修大が奪い団体スコア2-2に。5番で手塚(明治大)が星優真(専修大)に敗北し、後がなくなった明治大だが、ここから王者の意地を見せる。6番の山本(明治大)が後藤(専修大)に対し、力のある両ハンドドライブを打ち込み勝利。7番で出場した平賀(専修大)は星翔太(専修大)に対して苦戦を強いられるものの、持ち前のガッツでフルゲームの激戦を制し、明治大の勝利を決めた。戸上、宇田の両選手が揃って出場したのは1日目のみ。それ以外はベストメンバーでないながらも、明治大の層の厚さを見せつける結果に。明治大は春季リーグ、インカレ、秋季リーグの3大会制覇で6年ぶりのグランドスラム達成。

最終日の早稲田戦で濵田をストレートで下した戸上

専修大の星優真は5戦全勝の活躍を見せた

 

【女子1部】
1位:専修大(6勝1敗)
2位:日本体育大(5勝2敗)
3位:中央大(5勝2敗)
4位:早稲田大(4勝3敗)
5位:東京富士大( 3勝4敗)
6位:東洋大(2勝5敗)
7位:日本大(2勝5敗)
8位:筑波大(1勝6敗)

優勝:専修大

★殊勲賞:出澤杏佳(専修大)

 

◆優勝の可能性が残る3校の最終日試合結果

〈専修大 4-1 中央大〉
○出澤 5、9、4 川北
永道 -3、-5、-6 枝廣○
○甲斐 4、7、8 藤森
○出澤/船場 -5、4、13、9 枝廣/工藤
○船場 9、10、-9、8  工藤

 

〈筑波大 4-2 日本体育大〉
 米田 -5、-2、-5 稲吉○
○中田玲 6、9、6 高橋
中田絵 -8、-6、9、-5 横田○
○平川/中田玲 7、9、7 関口/稲吉
○平川 9、5、7 髙橋
○花木 -8、-4、9、5、7 山下

 

女子は最終日まで専修大、中央大、日本体育大の3校に優勝の可能性が残る大混戦。専修大が中央大に勝利すれば専修大の優勝、中央大と日本体育大が勝利すれば日本体育大の優勝、中央大が勝利し日本体育大が筑波大に負ければ中央大の優勝となる。

注目の専修大と中央大の一戦。1番で専修大のエース・出澤が中央大の川北に、3番で甲斐(専修大)が藤森(中央大)にストレートで勝利するも、2番で枝廣(中央大)が永道(専修大)をストレートで下し団体スコア2-1に。4 番のダブルスは激戦が予想されたが、出澤の変化と船場(専修大)の攻撃力がうまく噛み合い中央大の枝廣/工藤を3-1で下すと、その勢いのまま5番で船場が工藤を破り、専修大の優勝を決めた。

5番で優勝を決める勝利をあげた船場

2位は前回のリーグ戦(2022年春季)で1部復帰を決めた日本体育大。写真は敢闘賞、優秀選手賞受賞の稲吉

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