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WTTフィーダー デュッセルドルフⅡ、男子ダブルスで横谷晟/濵田一輝が優勝!

11月18〜22日にかけて、ドイツ・デュッセルドルフで開催されたWTTフィーダー デュッセルドルフⅡ。日本からは男女9選手が参戦し、男子ダブルスで横谷晟/濵田一輝(愛知工業大/早稲田大)が優勝を果たした。

〈男子ダブルス〉
優勝:横谷晟/濵田一輝(愛知工業大/早稲田大)
準優勝:牛冠凱/陳垣宇(中国)
3位:プトゥンティカ/クビク(モルドバ/ポーランド)、周啓豪/薛飛(中国)

男子ダブルスで優勝を決め、歓喜の抱擁

横谷/濵田は、初戦で第1シードのアレグロ/ラッセンフォッセ(ベルギー)にゲームカウント2−0リードから2−2に追いつかれる苦しい試合を乗り越えて波に乗ると、続く準々決勝では上田仁/村松雄斗(個人/霧島整形外科病院)との日本ペア対決にストレートで勝利。準決勝でプトゥンティカ/クビク(モルドバ/ポーランド)を3-1で退けると決勝では中国ペアの牛冠凱/陳垣宇にゲームカウント1−2から逆転勝利。横谷/濵田が今大会、日本に唯一のタイトルをもたらした。

男子ダブルスで頂点に立った横谷(右)/濵田。中国勢の全種目制覇を阻止した

シングルスでは、出澤杏佳(専修大)の女子シングルス3位が日本勢最高となった。今大会予選からの出場となった出澤は、予選2試合に快勝して本戦に進出。2回戦では、今年9月に競技に復帰し、10月に行われたWTTフィーダー カリャリ(イタリア)で横井咲桜(ミキハウス)に勝利して優勝した朱雨玲(マカオ)を3-1で撃破した。

続く3回戦では中国の若手、丁怡婕、準々決勝では経験豊富な梁夏銀(韓国)にそれぞれ3-1で勝利し、準決勝では粘り強さが持ち味の陳イ(中国)と対戦。各ゲーム競り合ったが、1ゲームを奪うに留まり、ベスト4で終戦となった。出澤は竹谷美涼(香ヶ丘リベルテ高)とのペアで女子ダブルスにも出場し、準決勝で李雅可/范姝涵(中国)にフルゲームで勝利して3位と、単複で健闘した。

女子シングルス・女子ダブルスの2種目で3位入賞と健闘した出澤

男子シングルスでは、村松の準々決勝進出が最高となった。村松は鈴木颯(愛知工業大)との日本勢対決を制して予選を突破し、2回戦では今年開催されたWTTフィーダー2大会で優勝しているペンドラの薛飛(中国)を撃破。準々決勝では準優勝のシュトゥンパー(ドイツ)にストレートで敗れ、ベスト8で大会を終えた。

シングルスで日本男子最高のベスト8進出を果たした村松

なお、各種目の入賞者は下記のとおり

〈男子シングルス〉
優勝:陳垣宇(中国)
準優勝:シュトゥンパー(ドイツ)
3位:周啓豪(中国)、メンゲル(ドイツ)

男子シングルス優勝の陳垣宇(右)。左は地元ドイツで奮闘を見せた準優勝のシュトゥンパー

〈女子シングルス〉
優勝:陳イ(中国)
準優勝:韓菲児(中国)
3位:簡彤娟(チャイニーズタイペイ)、出澤杏佳(専修大)

女子シングルス優勝の陳イ。女子ダブルスとの二冠を達成した

〈女子ダブルス〉
優勝:蒯曼/陳イ(中国)
準優勝:梁夏銀/柳韓娜(韓国)
3位:出澤杏佳/竹谷美涼(専修大/香ヶ丘リベルテ高)、デン・ジェン/メン・シュオハン(アメリカ/オランダ)

女子ダブルス優勝の蒯曼(左)/陳イ。初戦から決勝まで1ゲームも落とさない完璧な勝ち上がりを見せた

〈混合ダブルス〉
優勝:薛飛/蒯曼(中国)
準優勝:パク・ギュヒョン/李多恩(韓国)
3位:牛冠凱/陳イ(中国)、アファナドル/キム・ダヒ(プエルトリコ/韓国)

混合ダブルス優勝の薛飛/蒯曼。蒯曼は女子ダブルスとの二冠に輝く

写真提供:WTT

 

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