10月22〜27日にかけて、イタリア・カリャリで開催されたWTTフィーダー カリャリ。日本からは村松雄斗(霧島整形外科病院)、横井咲桜(ミキハウス)、青木咲智(四天王寺高)の3選手がエントリーし、村松が男子シングルスで優勝を飾った。
〈男子シングルス〉
優勝:村松雄斗(霧島整形外科病院)
準優勝:バルデ(フランス)
3位:アバス(マルタ)、シュトゥンパー(ドイツ)
今大会、予選から出場した村松は、予選を難なく切り抜けると、大一番となった本戦3回戦ではゼリコ(クロアチア)とのシーソーゲームに勝利。
続く準々決勝でアレグロ(ベルギー)をストレートで下すと、準決勝ではアバス(マルタ)、決勝ではバルデ(フランス)にそれぞれ3-1 で勝利。特に決勝では、1ゲーム目を1-8から逆転、ゲームカウント1-1で迎えた3ゲーム目も7-9から13-11と逆転勝利。カットマンらしい粘り強い戦いぶりを見せ、村松は2016年チェコオープン以来となる国際大会Vを果たした。
〈女子シングルス〉
優勝:朱雨玲(マカオ)
準優勝:横井咲桜(ミキハウス)
3位:青木咲智(四天王寺高)、崔孝珠(韓国)
また、女子シングルスは、WTTチャンピオンズ マカオから国際大会に復帰した元中国代表の朱雨玲(マカオ)が準決勝で青木に3-1、決勝で横井をフルゲームで退けてWTT初優勝。決勝の横井戦は長いラリーの応酬となったが、衰えを全く感じさせない安定感のある両ハンドで、勝負どころでは確実に得点を重ねた。
〈男子ダブルス〉
優勝:アレグロ/ラッセンフォッセ(ベルギー)
準優勝:ギュンデュツ/イゲンラー(トルコ)
3位:ジョヴァネッティ/ヴァッリーノ(イタリア)、ホ・ジョンムン/キム・ミンウ(韓国)
〈女子ダブルス〉
優勝:ロイ/ゴールパデ(インド)
準優勝:柳是宇/金河恩(韓国)
3位:崔海恩/キム・ハナ(韓国)、クレー/シュライナー(ドイツ)
〈混合ダブルス〉
優勝:オイエボデ/モンファルディーニ(イタリア)
準優勝:ストヤノフ/ピッコリン(イタリア)
3位:デサイ/ゴールパデ(インド)、ホ・ジョンムン/柳是宇(韓国)
写真提供:WTT
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