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WTTチャンピオンズドーハは 林昀儒と朱雨玲が戴冠。張本智和は3位

1月7〜11日にかけてカタールで開催された「WTTチャンピオンズ ドーハ」。大会最終日の11日は男女シングルスの準決勝と決勝が行われ、男子は林昀儒(チャイニーズタイペイ)、女子は朱雨玲(マカオ)が頂点に立った。

優勝した林昀儒(左)と朱雨玲

〈女子シングルス〉●準決勝
朱雨玲(マカオ) 7、4、-12、-5、6、5 ハン・イン(ドイツ)
陳幸同(中国) 9、8、5、6 蒯曼(中国)
●決勝
朱雨玲 -5、11、-3、7、8、11 陳幸同

先に行われた女子シングルス決勝は、準決勝でカットマンのハン・イン(ドイツ)を4-2で下した朱雨玲と、蒯曼(中国)との中国勢対決に完勝した陳幸同による顔合わせとなった。両者は2025年11月の全中国運動会準々決勝でも対戦しており、その際は朱雨玲が4-2で勝利していた。

試合は序盤からバック対バックの激しいラリーが繰り広げられ、陳幸同が2-1と先にゲームをリード。しかし、積極的な回り込みで主導権を握った朱雨玲が4ゲーム目を奪い返し、ゲームカウントは2-2に。迎えた勝負どころの5ゲーム目、9-8の場面では37本にも及ぶ壮絶なラリーが展開され、これを制した朱雨玲が勢いそのままに11-8で奪取。

続く6ゲーム目も一進一退の攻防が続き、陳幸同が先にゲームポイントを握ったものの、ここ一番で効果的にフォアを使った朱雨玲が13-11で逆転勝利。2025年のUSスマッシュに続くWTTシリーズ制覇となった。

試合後のインタビューでは「競技人生の中で決勝に進む機会はそれほど多くない。だからこそ、この決勝をとても大切に思っていた。決勝で自分の殻を破ることができた」と語った朱雨玲。大会期間中には31歳の誕生日を迎え、新たな一年の幕開けを優勝という最高の形で飾った。

甲状腺がんの手術と治療による3年間のブランクを経て、24年に国際舞台へ復帰した朱雨玲。プレーの完成度は着実に高まっている

朱雨玲のベンチには、中国国家チームで長年ジュニア育成を担ってきた陳振江コーチが入った。朱雨玲が14歳で初めて国家チーム入りを果たした際の担当コーチでもある

2位の陳幸同。優勝には届かなかったが、準々決勝では張本美和との壮絶な戦いを制し、準決勝では後輩を完封した

 

〈男子シングルス〉●準決勝
張禹珍(韓国) -8、8、9、10、-8、3 林詩棟(中国)
林昀儒(チャイニーズタイペイ)10、6、-6、-6、-6、8、5 張本智和
●決勝
林昀儒 7、9、9、11 張禹珍

男子シングルス決勝は、準決勝で林詩棟(中国)を相手にフォアドライブの猛攻を浴びせて撃破した張禹珍(中国)と、張本智和(トヨタ自動車)とのフルゲームにもつれる激闘を制した林昀儒(チャイニーズタイペイ)による一戦となった。

接戦が予想されたが、勝負どころをことごとく制した林昀儒が4-0のストレート勝ち。チキータレシーブを起点に両ハンドでの攻撃をバックサイドへ集めて張禹珍の持ち味であるフォアでの攻撃を封じ込めた。

林昀儒は、2023年のWTTチャンピオンズ  フランクフルト以来となる優勝を果たし、WTTシリーズ通算4度目のタイトルを手にした。

優勝を決め、笑顔を見せる林昀儒。冷静な試合運びと鋭い攻撃が光った

モーレゴード、林詩棟とトップランカーを連破して決勝に勝ち進んだ張禹珍。見せ場を作った

また、日本勢で唯一準決勝に進出した張本は、優勝した林昀儒にゲームカウント3-4で惜敗。3-2とリードして迎えた6ゲーム目は、出足から勢いよく得点を重ね勝利も視界に入ったが、林昀儒のミスの少ない攻めに押し返され、逆転を許した。

敗れたものの、終始攻撃的な姿勢を崩さなかった張本。13日開幕のWTTスターコンテンダー ドーハでの巻き返しに注目したい

写真提供:WTT

 

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