今夜、現地時間12時正午(日本時間18時)から男子ダブルスの決勝が行われる。日本の戸上隼輔(井村屋グループ)/篠塚大登(愛知工業大)は、チャイニーズタイペイの高承睿/林昀儒と対戦する。男子ダブルスで日本ペアが決勝に進出するのは、2017年デュッセルドルフ大会の森薗政崇/大島祐哉以来、8年ぶりである。8年前の森薗/大島は、中国の樊振東/許昕に敗れた。この時、日本の銀メダルは1969年ミュンヘン大会での長谷川信彦/田阪登紀夫以来の48年ぶりの快挙と言われた。
今回、中国ペアは準決勝に進めなかった。とはいえ、高承睿/林昀儒は準々決勝で中国の林詩棟/林高遠を3-1で破り、準決勝ではフランスのルブラン兄弟ペアに勝つなど、勢いに乗っている。
23日の戸上はモーレゴードとの激戦で敗れ、24日は準決勝の相手、フランスペア・ドール/ブラッソーがドールの膝の負傷により棄権したため、図らずも日本ペアは休養日となった。心身ともにリフレッシュされた状態で、今夜の男子ダブルス決勝を迎える。
日本の卓球史が変わる瞬間を目撃しよう。
*写真はメダルを決めた後の戸上隼輔、篠塚大登、森薗政崇コーチ
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