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インカレ男子は中央大が33年ぶりV。早稲田大との決勝に3-2で勝利

 三重・四日市市総合体育館で行われていた第94回全日本大学総合卓球選手権大会(団体の部)は全日程が終了。男子は中央大が33年ぶりの優勝を果たした。

 

【男子決勝】
〈中央大 3-2 早稲田大〉
青山 1-3 濵田一
○小野 3-0 磯村
○前出/小野 3-2 濵田一/徳田
 前出 0-3 徳田○
○道廣 3-0 濵田尚

優勝:中央大

 

 関東勢の対決となった男子決勝。前半はともにエースが勝利をあげてダブルスに突入。濵田一/徳田が2ゲームを奪い、3ゲーム目もリードを奪って試合を進めていたが、ここから前出/小野が逆転。中央大は開催地・三重出身の前出で優勝を決めたいところだったが、徳田がダブルスの借りを返すストレート勝利で勝負の行方は5番に委ねられた。

 中央大は準決勝に続いて道廣が登場したが、1ゲーム目からスパーク。思い切りの良いフォアドライブを連発し、濵田尚に主導権を渡さず。白神監督が「今まで見た中で一番強かった」と語るほどの当たりを見せた道廣が中央大に優勝をもたらした。

1年生ながらエース器用でフル回転した小野

ダブルスはゲームカウント0-2から大逆転勝利

準決勝に続き、決勝でもラストで勝利した道廣。会心の当たりを見せた

 早稲田大は18年ぶりの優勝まであとわずかに迫ったが惜しくも準優勝。エースの濵田一が気合いの全力プレーでチームを鼓舞したが、決勝はダブルスの逆転負けが最後に響いた。

濵田一が気合いの入ったプレーで決勝へ牽引

チーム一丸で18年ぶりの優勝にあとわずかに迫るも準優勝

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