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WTTコンテンダーラゴス、女子シングルスは橋本帆乃香がV!男子はリンドがWTTシリーズ初優勝

7月22日〜26日にかけて、ナイジェリア・ラゴスで開催されたWTTコンテンダー・ラゴス。日本からは男女3選手が参戦し、女子シングルスで橋本帆乃香(デンソーポラリス)が頂点に立った。

〈女子シングルス〉
優勝:橋本帆乃香(デンソーポラリス)
準優勝:アクラ(インド)
3位:パヴァデ(フランス)、葉伊恬(チャイニーズタイペイ)

第2シードとして臨んだ橋本は、初戦から準々決勝の金娜英(韓国)戦、ゴーダ(エジプト)らを破り、勝ち上がったタイペイの17歳・葉伊恬との準決勝までオールストレートで勝ち上がり決勝へ進出。決勝では、1回戦で早田ひな(日本生命)を破った、バック粒高のアクラ(インド)と対戦した。

3ゲームを連取して勝利まであと1ゲームに迫ったが、4ゲーム目はアクラに粘られ9-11で落とす。5ゲーム目は一進一退の展開となり、アクラに10-9、11-10と2度ゲームポイントを握られたが、後手に回らず、アクラの回り込みドライブを後陣から体勢を崩しながら打ち返すなど、執念のプレーを見せた橋本が13-11で逆転勝利。WTTシリーズのシングルスでは2度目の優勝を果たした。

今季2度目のWTT優勝を果たした橋本

初戦で早田を下したアクラ。バックのショートでチャンスを作り、機を見てフォアドライブで狙い打った

〈男子シングルス〉
優勝:リンド(デンマーク)
準優勝:プツァル(クロアチア)
3位:デ・ノドレスト、ローランド(ともにフランス)

また、男子シングルスでは、デンマークの左腕・リンドが2回戦で坂井雄飛(愛知工業大)、決勝でプツァル(クロアチア)を4-1で下し、WTTシリーズのシングルスで自身初の優勝を果たした。

男子シングルスを制したリンド

 

なお、各種目入賞者は下記のとおり

〈男子ダブルス〉
優勝:グナナセカラン/パル(インド)
準優勝:デ・ノドレスト/ローランド(フランス)
3位:マルフォ/コミー(ガーナ)、ダニ/ゴーシュ(インド)

男子ダブルス優勝:グナナセカラン(左)/パル

〈女子ダブルス〉
優勝:金娜英/柳韓娜(韓国)
準優勝:ゴーダ/メシュレフ(エジプト)
3位:ロイ/バイシャ(インド)、ユ・フ/シャオ・ジエニ(ポルトガル)

女子ダブルス優勝:金娜英(右)/柳韓娜

〈混合ダブルス〉
優勝:ローランド/パヴァデ(フランス)
準優勝:パル/バイシャ(インド)
3位:オイエボデ/モンファルディーニ(イタリア)、ゴーシュ/バイ(インド)

混合ダブルス優勝:ローランド(左)/パヴァデ

写真提供:WTT

 

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