8月14日から24日まで、スウェーデンで開催されているWTTヨーロッパスマッシュ。日本からは男女それぞれ6人、12人が参加。大会も中盤に差し掛かり、日本選手を中心に勝敗を紹介しよう。
男子シングルスは2回戦までが行われて、張本智和、戸上隼輔、宇田幸矢の3人が勝利して3回戦に進んだ。戸上は2回戦で林昀儒(チャイニーズタイペイ)を3-0のストレートで破る活躍を見せると、宇田は1回戦林鐘勲、2回戦で張禹珍(ともに韓国)を3-0で下す活躍を見せた。松島輝空は2回戦で地元スウェーデンのモーレゴードに2-1とリードしたが逆転負け。篠塚大登と田中佑汰は1回戦で姿を消した。
戸上は林昀儒をストレートで下し、初勝利をあげた
韓国勢を撃破した宇田
女子シングルスは伊藤美誠、早田ひな、大藤沙月、橋本帆乃香、長﨑美柚が3回戦に進出。橋本は2回戦で銭天一(中国)を完封するなど対外的な強さを発揮した。世界ランキング6位の張本美和が、2回戦で同19位のB.タカハシ(ブラジル)に2-3で敗れる波乱が発生した。
中国キラーぶりを発揮した橋本
張本美和はB.タカハシに競り負けた
男女ダブルス、混合ダブルスでは新たなペアで出場するなど変化を見せている日本。男子ダブルスは張本智和/篠塚大登がベスト8入りし、女子ダブルスは張本美和/大藤沙月と長﨑美柚/申裕斌(韓国)の国際ペアがそれぞれ準々決勝に進んだ。
混合ダブルスは松島輝空/大藤沙月がカルデラノ/B.タカハシ(ブラジル)に0-2から逆転勝ちしてベスト4入りを決めた。
張本智和(右)と篠塚大登
松島輝空(右)と大藤沙月
※写真=WTT
【男子シングルス】※日本勢のみ
●1回戦
戸上隼輔 3、5、7 No.アラミヤン(イラン)
張本智和 6、9、6 カールソン(スウェーデン)
タッカル(インド) 10、5、-5、9 篠塚大登
宇田幸矢 6、5、9 林鐘勲(韓国)
松島輝空 10、5、-10、6 フリース(スウェーデン)
温瑞博(中国) 11、8、8 田中佑汰
●2回戦
戸上隼輔 6、5、10 林昀儒(チャイニーズタイペイ)
張本智和 6、3、1 レジンスキー(ポーランド)
宇田幸矢 5、8、12 張禹珍(韓国)
モーレゴード(スウェーデン) 8、-7、-8、8、4 松島輝空
【女子シングルス】※日本勢のみ
●1回戦
張本美和 5、9、-8、8 サマラ(ルーマニア)
大藤沙月 4、4、6 ベリアント(スウェーデン)
橋本帆乃香 8、4、7 ペソツカ(スウェーデン)
長﨑美柚 6、4、6 バーサン(スウェーデン)
早田ひな 6、13、6 金娜英(韓国)
伊藤美誠 3、8、1 マテロバ(チェコ)
●2回戦
B.タカハシ(ブラジル) 13、-3、-7、7、7 張本美和
伊藤美誠 3、3、8 ベリストロム(スウェーデン)
早田ひな 4、11、7 申裕斌(韓国)
大藤沙月 8、5、8 オラワン(タイ)
橋本帆乃香 6、2、7 銭天一(中国)
長﨑美柚 -8、10、9、5 カウフマン(ドイツ)
【男子ダブルス】※日本勢のみ
●2回戦
張本智和/篠塚大登 9、8、7 ドゥダ/フランチスカ(ドイツ)
アレグロ/ラッセンフォッセ(ベルギー) 7、8、-9、-8、6 松島輝空/呉晙誠(韓国)
【女子ダブルス】※日本勢のみ
●2回戦
張本美和/大藤沙月 7、5、3 カウフマン(ドイツ)/リウ・ヤンツィ(オーストラリア)
長﨑美柚/申裕斌(韓国) -8、2、-5、10、10 ディアコヌ(ルーマニア)/シャオ・マリア(スペイン)
【混合ダブルス】※日本勢のみ
●1回戦
フランチスカ/カウフマン(ドイツ) 10、9、-6、9 長﨑美柚/呉晙誠(韓国)
●2回戦
松島輝空/大藤沙月 6、8、-8、8 ゴーズィ/パヴァデ(フランス)
●準々決勝
松島輝空/大藤沙月 -7、-8、7、4、7 カルデラノ/B.タカハシ(ブラジル)
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