卓球王国 2025年9月22日 発売
バックナンバー 定期購読のお申し込み
トピックス

秋季関東学生リーグ男子1部は、日本大が4シーズンぶりの優勝。エンジョイ卓球で躍動!

 去る9月10日に開幕した2025年度秋季関東学生リーグ1部は、9月18日に東京・国立代々木第二体育館で大会最終日を迎えた。
 1部男子は5勝1敗で並んでいた日本大と明治大がそれぞれ、法政大、早稲田大と対戦。日本大はスーパーエースの伊藤が単複できっちりと2点を取り、王晨又と加山がシングルスで勝って、4-1で法政大を下した。この結果、直接対決で倒している明治大の勝敗を待たずして、日本大の優勝が決まった。とにかく賑やかなベンチと選手が一体となって展開するエンジョイ卓球が、4季ぶりのVとなって結実した。

【最終戦の記録】
日本大 4−1 法政大
◯伊藤 3, 12, 4 平山
 辻井 -7, -6, -13 加藤◯
◯王晨又 9, 9, -10, 6 佐藤
◯伊藤・加山 8, -15, -8, 9, 10 佐藤・岩井田
◯加山 7, 4, 4 岩永
 前原   ーー   岩井田
 加藤   ーー   原田

日本大はエースの伊藤(左)と加山のダブルスが法政戦でスリリングな試合をものにして優勝をたぐり寄せた

法政戦5番で勝利し、チームの優勝を決めた加山をにぎやかな日本大ベンチがガッツポーズで迎える

早稲田大 4-3 明治大
専修大 4-3 中央大
埼玉工業大 4-3 筑波大

 明治大は、伝統の早明戦に3-4で競り負け、5勝2敗で専修大と並んだが、直接対決の結果で2位となった。3位の専修大は中央大に3-1から3-3まで詰め寄られたが、最後は振り切って勝利。エースの木塚は敢闘賞と優秀選手賞をダブル受賞した。早稲田大は最終戦で2位の明治大を激闘の末に破り、通算成績を4勝3敗として4位に食い込んだ。5位の中央大は3-4での敗戦が3試合と、なかなか勝ち運に恵まれなかった。筑波大は最終戦でそれまで全敗だった埼玉工業大に3-4で敗れ、2勝5敗で法政大と勝ち星が同数に。直接対決で勝っていた法政大が6位、筑波大が7位となった。最後に意地を見せた埼玉工業大だったが、1勝6敗で最下位の8位となり、無念の2部降格が決まった。

早稲田大の濵田/徳田にゲームカウント2-1までリードしていた明治大・飯村(右)/木方だったが、悔しい逆転負け

3位となった専修大のエース木塚は、敢闘賞と優秀選手賞をダブル受賞

【男子1部最終順位】
1位 日本大(6勝1敗)
2位 明治大(5勝2敗)
3位 専修大(5勝2敗)
4位 早稲田大(4勝3敗)
5位 中央大(3勝4敗)
6位 法政大(2勝5敗)
7位 筑波大(2勝5敗) 入替戦へ
8位 埼玉工業大(1勝6敗) 2部へ自動降格

※今大会の詳報は10月21日発売の卓球王国12月号に掲載されます

関連する記事