5月27日〜6月2日にかけて、WTTコンテンダーリオデジャネイロに続いて南米・アルゼンチンでWTTコンテンダー メンドーサが開催。日本からは田中佑汰(個人)、長﨑美柚(木下グループ)、森さくら(日本生命)の3選手が出場し、森が女子シングルス、長﨑との女子ダブルスで優勝し、見事二冠を達成した。
また、混合ダブルスでは田中/長﨑が決勝でK.カールソン/C.シェルベリ(スウェーデン)との激闘を制して優勝し、3種目で日本選手が頂点に立った。
なお、各種目の入賞者は下記のとおり
〈男子シングルス〉
優勝:ドゥダ(ドイツ)
準優勝:ロブレス(スペイン)
3位:プツァル(クロアチア)、安宰賢(韓国)
男子シングルスは1回戦から準決勝まで安定した勝ち上がりを見せたドゥダ(ドイツ)が、決勝でロブレス(スペイン)とのシーソーゲームを制して優勝。格付けの低いフィーダーではすでに優勝を果たしているドゥダ(ドイツ)だが、コンテンダーでは今大会が初のタイトル獲得となった。
また男子シングルスでは田中が初戦で第1シードの荘智淵(チャイニーズタイペイ)を撃破するも、準々決勝でプツァル(クロアチア)に敗戦を喫し、ベスト8で終戦となった。
〈女子シングルス〉
優勝:森さくら(日本生命)
準優勝:黃怡樺(チャイニーズタイペイ)
3位:鄭先知、劉馨尹(ともにチャイニーズタイペイ)
女子シングルスでは、森が2回戦で、WTTコンテンダーリオでは敗戦を喫していたC.シェルベリにゲームカウント0-2から逆転勝利でリベンジを果たすと、続く準々決勝では李恩惠(韓国)とのフルゲームにもつれる接戦に勝利。準決勝・決勝ではチャイニーズタイペイの劉馨尹、黃怡樺をそれぞれ3-0、4-1で下し、初のWTTシリーズシングルス優勝を果たした。
また、WTTコンテンダーリオ女子シングルス優勝の長﨑は2大会連続のシングルスでのタイトルを狙ったが、2回戦で劉馨尹にストレートで敗れた。
〈男子ダブルス〉
優勝:シフエンテス/ロレンツォ(アルゼンチン)
準優勝:イシイ/テオドロ(ブラジル)
3位:安宰賢/呉晙誠(韓国)、シャー/タッカル(インド)
〈女子ダブルス〉
優勝:森さくら/長﨑美柚(日本生命/木下グループ)
準優勝:鄭先知/簡彤娟(チャイニーズタイペイ)
3位:バラゾバ/マテロバ(スロバキア/チェコ)、アイビー・リャオ/チャン・モー(カナダ)
女子ダブルスは、森/長﨑が決勝で鄭先知/簡彤娟(チャイニーズタイペイ)をストレートで下して優勝。森/長﨑は1回から決勝までの4試合で1ゲームを落としたのみというさすがのコンビネーションを見せて頂点に立った。
〈混合ダブルス〉
優勝:田中佑汰/長﨑美柚(個人/木下グループ)
準優勝:K.カールソン/C.シェルベリ(スウェーデン)
3位:ピスチェイ/バラゾバ(スロバキア)、テオドロ/G.タカハシ(ブラジル)
写真提供:WTT
ツイート