卓球王国 2024年6月20日 発売
バックナンバー 定期購読のお申し込み
トピックス

シングルスで日本男女10選手が8強入り、宇田幸矢はゴーズィを撃破!WTTコンテンダーチュニス

6月25~30日にかけて、チュニジア・チュニスで開催中のWTTコンテンダー チュニス。昨日(28日)、男女シングルス2回戦が行われ、日本男女10選手が8強入りを決めた。

まず男子シングルスでは、2回戦に勝ち進んだ張本智和(智和企画)、松島輝空(木下グループ)、吉村真晴(SCOグループ)、篠塚大登(愛知工業大)、及川瑞基(岡山リベッツ)、宇田幸矢(協和キリン)の6選手全員が勝利を収め、準々決勝に進出。

第1シードの張本智はクエク・アイザック(シンガポール)、松島はグナナセカラン(インド)にそれぞれ3-0で完勝。吉村真、及川はインドのタッカル、アチャンタにゲームカウント1−2から逆転勝利で準々決勝進出を決めた。

篠塚は馮翊新(チャイニーズタイペイ)とのシーソーゲームを制して8強。宇田は初戦で田中佑汰(個人)に勝利して勝ち上がったゴーズィ(フランス)を3−1で撃破。攻撃的なプレーでゴーズィを台から下げさせ、試合を優位に展開した。

好調ぶりを見せる宇田。鋭い両ハンドドライブでゴーズィを撃破

なお、男子シングルス日本選手の本日の対戦は下記のとおり

〈男子シングルス〉●準々決勝

18:35〜 張本智和 vs. 及川瑞基

18:35〜 吉村真晴 vs. 篠塚大登

19:45〜 松島輝空 vs. グルーツ(デンマーク)

19:45〜 宇田幸矢 vs. プツァル(クロアチア)

 

女子シングルスでは、張本美和、長﨑美柚(ともに木下グループ)、横井咲桜、大藤沙月(ともにミキハウス)の4選手が準々決勝に駒を進めた。

張本美は、粘り強さのあるパラナン(タイ)に苦戦しながらもゲームを落とさず3-0で完勝。横井は実力者・ユエン・ジアナン(フランス)を3−1で撃破。大藤はチリタ(インド)に快勝。長﨑はゴルパデ(インド)にゲームカウント1−2から逆転勝利を収め、準々決勝進出を決めた。

また、同じく2回戦に登場した森さくら(日本生命)は前回の対戦で勝利していたC.シェルベリ(スウェーデン)に1−3でリベンジを許し、敗退。予選から勝ち進んだ木村香純(トップおとめピンポンズ名古屋)は、A.ディアス(プエルトリコ)に1−3で敗れ、快進撃は2回戦でストップとなった。

ユエン・ジアナンに勝利した横井。対応力の高さが光った

なお、日本選手の女子準々決勝の対戦は下記のとおり

〈女子シングルス〉●準々決勝

18:00〜 張本美和 vs.  C.シェルベリ(スウェーデン)

18:00〜 大藤沙月 vs. S.サウェータブット(タイ)

19:10〜 横井咲桜 vs. 朱芊曦(韓国)

19:10〜 長﨑美柚 vs. A.ディアス(プエルトリコ)

 

またダブルス種目では、男子ダブルスに出場している張本智/松島がリンド/アンデルセン(デンマーク)との初戦に勝利し、4強入り。今夜20:55〜より行われる準決勝では、ボウロッサ/ドア(フランス)と対戦する。

女子ダブルスでも大藤/横井がアウエアウィリヤヨーティン/J.サウェータブット(タイ)をストレートで下し、準決勝に進出。本日20:20〜より、決勝進出をかけ、タイのエースペア・パラナン/S.サウェータブットとの準決勝に挑む。

混合ダブルスでも第1シードの張本智/早田ひな(日本生命)がインドペアを2連破して、決勝に進出。本日24:00〜に行われる決勝では、K.カールソン/C.シェリベリ(スウェーデン)と対戦する。

安定した強さで決勝に進出したはりひなペア

※試合時間はすべて日本時間

写真提供:WTT

 

関連する記事