2022年より大阪を拠点に「邱卓球塾」を主宰する邱建新(キュウ・ケンシン)コーチ(60歳)。中国・江蘇省出身の邱氏は、現役時代に全中国選手権の団体・ダブルスを制覇。その後ドイツへ渡り、選手として活躍した後に、ブンデスリーガの1部リーグ「フリッケンハウゼン」で監督として辣腕を振るった。
当時、同チームは青森山田学園の留学先となっており、松平健太や森薗政崇ら当時の若手有望株が邱氏のもとで腕を磨いた。2013年には水谷隼氏の専任コーチに就任し、リオ五輪での個人・団体メダル獲得を影で支えたことはあまりにも有名だ。
2018年からのTリーグ・木下グループ総監督時代を含め、石川佳純氏、及川瑞基、そして現在は宇田幸矢といった名だたるトップ選手を指導。その緻密かつハードな練習メニューと、相手の弱点を突く巧みな戦術眼には定評がある。
今回の世界選手権選考会における宇田幸矢の優勝は、邱氏の指導力の高さを改めて知らしめる結果となった。ちなみに、ドイツ代表として活躍するチウ・ダンは彼の次男である。
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