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世界卓球2025

気温44度、会場の外は熱風吹きつける世界。暑さ対策をする選手も

連日、熱戦が続く世界卓球2025ドーハ。コートは熱いが、会場の外も暑い。昨日の天気予報では最高気温44度。お昼の試合が途切れた、一番暑い午後3時頃のタイミングで外の様子を見に行ってみた。

メディア用のゲートから一歩外に出ると、強烈な暑さと風。湿度は低いので、ずっとドライヤーを顔や身体に当て続けているような感覚。これが砂漠の暑さなのか……。

酷暑の中、香港男子チームが到着

ひとりで移動していた王芸迪。生まれは東北部の遼寧省、この暑さはこたえるか

これでも初夏、夏は平均気温が40度を超え、50.4度を記録したこともあるというから、まだまだ序の口というところ。会場の様子を撮るために15分ほど歩き回ってみましたが、とてもそれ以上はいられず……。

花壇の植物も、じっと暑さを耐える

王楚欽ガールズも足早に移動

昨日の女子シングルス2回戦後、伊藤美誠選手は「会場内は冷房が効いて寒いくらいですけど、暑い国なので」と、塩ラムネや塩飴など暑さ対策の「塩分補給サプリ」を持参していることを明かした。備えあれば憂いなしですね。ちなみに選手も乗るシャトルバスは、エアコンがガンガンに効いていて21度。10度台になることもあるそうで、この寒暖差にも要注意です。

伊藤美誠選手は「塩グッズ」で暑さ対策

さあ、今日は日本選手が3種目で10試合に登場。朝11時からの混合ダブルス準々決勝で、吉村真晴/大藤沙月ペアが中国の林詩棟/蒯曼と激突。パリ五輪の銀メダルペア、リ・ジョンシク/キム・クムヨンをストレートで破った勢いで、中国ペアも撃破だ!

会場は2015年世界ハンドボール選手権決勝の舞台になったとのこと。ちなみに会場名であり、都市名でもある「ルサイル」は、砂漠に咲く花の名前だそうです

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