●男子ダブルス準々決勝
戸上隼輔/篠塚大登(日本) 10、3、5 エルベイアリ/アブデルアジズ(エジプト)
台上を徹底して短くスタートして、試合を制した戸上(右)と篠塚
男子ダブルスの準々決勝で戸上/篠塚ペアがエジプトペアに快勝して準決勝進出を決めた。これで日本勢は混合ダブルスの吉村真晴/大藤沙月の銀メダル以上、女子ダブルスの張本美和/木原美悠の銅メダル以上に続き、3個目のメダルが確定した。
ウィークポイントのフォア前を突かれたエルベイアリ(右)/アブデルアジズ
試合は第1ゲームこそ浮いたストップをフリックミスするなど日本ペアにやや固さが見えたが、9-10からジュースに追いついて12-10で逆転すると、第2、第3ゲームは日本ペアがエジプトペアを圧倒。戸上、篠塚ともレシーブは徹底してストップしてエジプトペアを台上で崩し、勝機を与えなかった。
これで戸上は宇田幸矢と組んだ2021年世界選手権ヒューストン大会に続いて男子ダブルスで2つ目のメダルを獲得。篠塚は世界選手権で初のメダルとなった。
準決勝ではフランスのブラッサ/ドーアと対戦。勢いに乗るフランスペアに戸上/篠塚がどのような戦いで攻略していくのか。今から楽しみだ。
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