4月11日、ITTF(国際卓球連盟)はオンラインでの執行委員会を行い、延期されていた2021年世界選手権(個人戦)を今年11月23〜29日に行うことが決定した。当初の予定どおり、アメリカ・ヒューストンで開催される。
「韓国・釜山で開催される予定だった世界選手権団体戦が中止になった後、2021年大会についての解決策を見出すことが非常に重要だった。開催地がアメリカ・ヒューストンに決定して以来、アメリカで初めて世界選手権が開催されることに卓球界全体が興奮しているよ」(スティーブ・デイントンITTF・CEO)
2021年世界選手権(個人戦)は、もともと2021年6月17〜26日にヒューストンで開催予定だった。新型コロナウイルス感染症の拡大や、それに伴う東京五輪の1年延期により、当初の日程で行うことは難しいという見通しが示され、ITTFは運営団体やアメリカ卓球協会、アメリカオリンピック委員会と新たな開催日程について協議を重ねていた。
このヒューストン大会から、世界選手権個人戦は規模を縮小。各大陸で第1ステージが行われ、勝ち上がった選手たちが世界選手権に出場する仕組みとなる。本戦の出場枠は男女シングルス128名、男女ダブルス64ペア、混合ダブルス128ペアだ。
※写真提供:レミー・グロス
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