6月23日、日本卓球協会は『2021世界卓球選手権ヒューストン大会(個人戦』の男女日本代表選手選考基準を発表した。
日本からヒューストン大会にエントリーできるのは、男女シングルス各5名、男女ダブルス各2名、混合ダブルス2ペア。このうち、まず男女シングルスにエントリーできる5名の選出方法として、(1)6月15日発表の世界ランキングで20位以内の日本人最上位選手と、(2)6月15日発表の世界ランキングで100位以内の日本人最上位選手(※1の世界ランキング20位以内の日本人最上位選手を除く)、計2名がまずシングルス代表に内定した。男子で世界ランキング4位の張本智和(木下グループ)と17位の丹羽孝希(スヴェンソンホールディングス)、女子では世界ランキング2位の伊藤美誠(スターツ)と10位の石川佳純(全農)が選考基準をクリアした。
残るシングルス代表3名の選出方法は、(3)第32回オリンピック競技大会にて種目に関わらずメダルを獲得した選手(4)国内選考会の上位から出場枠に達するまで、と定められている。国内選考会は9月27〜30日に大分・杵築市文化体育館で開催。なお、代表選手の出場種目ならびにペアリングは強化本部で決定し、ダブルス3種目にはシングルスの代表選手の他、4名を上限として選手を追加することがある。
2019年に開催された世界卓球選手権ブダペスト大会(個人戦)に比べ、各種目とも出場枠が絞られ、「スリム化」されたヒューストン大会。各種目の出場枠は、男女シングルス各128名、男女ダブルス各64ペア、混合ダブルス64ペアだ。
男女シングルスの出場枠は原則として各協会3名だが、6月15日発表の世界ランキングで100位以内にランクインした選手がいる協会には1名出場枠が追加され、20位以内にランクインした選手がいる場合はさらに1名出場枠が追加される。この追加されたシングルスの出場枠「2」について、同様に世界ランキングに準じる形で、先に男女各2名を決定した形だ。
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