明日の男子ダブルス準決勝で、篠塚大登/戸上隼輔と対戦予定だったフランスペア・ドール/ブラッソーが、ドールがひざを傷めたため準決勝を棄権することが発表された。篠塚/戸上は明後日、大会最終日の男子ダブルス決勝に進出することが決まり、ドール/ブラッソーは銅メダルが確定した。
昨年11月のWTTファイナルズ福岡では3位に入賞。今大会でもともにシングルス代表ではない選手同士ながら、男子ダブルス準々決勝で2019年準優勝ペアのロブレス/O.イオネスク(スペイン/ルーマニア)を破り、メダル獲得を決めたドールとブラッソー。その歓喜を爆発させるさ中、左腕のドールが左ひざを傷めてしまったのだという。呆れる人もいるだろうが、世界選手権でメダルを決めて「はしゃぐな」というのも酷(こく)だろう。ふたりの無念、いかばかりか……。
思わぬ形で銀メダル以上が確定した篠塚/戸上ペア。大会最終日の男子ダブルス決勝で、A.ルブラン/F.ルブラン(フランス)と林昀儒/高承睿(チャイニーズタイペイ)の勝者と対戦する。
歓喜で抱き合うドール(左)とブラッソー。すでにドールの動きがちょっとおかしいような……
でも、その後でこんなパフォーマンスをする余裕はありました
ベンチではこんな余裕も見せていましたが、実はもう左ひざが痛かったのかも。写真右がドール
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