5月26日、春季関東学生リーグは最終第7戦が行われ、男子は専修大が2シーズンぶり、32回目の優勝を果たした。男子の結果は下記のとおり。
【男子1部】
1位:専修大(6勝1敗)
2位:中央大(6勝1敗)
3位:明治大(5勝2敗)
4位:早稲田大(4勝3敗)
5位:日本大(3勝4敗)
6位:法政大(2勝5敗)
7位:筑波大(1勝6敗)
8位:駒澤大(1勝6敗)
<個人賞>
殊勲賞:溜大河(専修大)
敢闘賞:小野泰和 (中央大)
優秀選手賞:前出陸杜(中央大)、小野泰和(中央大)、田原翔太(筑波大)
最優秀ペア賞:木方圭介/飯村悠太(明治大)
新人賞:小野泰和 (中央大)
※勝敗が並んだ場合は直接対決の結果
♦︎1・2位校の対戦
〈専修大 4-3 中央大〉
星 8、−8、−9、−9 青山◯
田中 −8、−7、8、−8 小野◯
◯溜 −4、9、3、−8、8 道廣
◯星/木塚 8、−7、6、9 前出/小野
木塚 −9、−1、−4 前出◯
◯二井原 7、−5、9、6 石山
◯原田 8、8、7 菅沼
第6戦で中央大が専修大に敗れ、専修大、中央大、明治大の3校が勝敗で並んでいた男子1部。最終第7戦で3校すべてが勝利、あるいは敗戦した場合は中央大が優勝、どこか1校でも敗れれば、勝敗の行方はわからなくなる状況の中、先に専修大が法政大に4-0、中央大が筑波大に4-2で勝利し、明治大と早稲田大の一戦の結果を待つ形となった。
明治大対早稲田大の一戦は、7番までもつれこむ大接戦の末、最後は早稲田大・櫻井が左腕の浅見をフルゲームで破り、早稲田大が勝利。これにより、6勝1敗で並んでいた中央大との直接対決で勝利していた専修大が、春季リーグの王者となった。
また、「優勝に最も貢献した選手」に贈られる殊勲賞は、2年生の溜が受賞。中央大との一戦では0-2で迎えた3試合目に出場し、中央大・道廣との接戦を制した。
2シーズンぶりに1位に返り咲いた専修大
専修大・二井原はシングルス3試合のみの起用ながら、2勝を挙げた
最終戦で決勝点を挙げた星/木塚を迎えるベンチ
中央大は第6戦での敗戦が響き、わずかに優勝に届かず2位。期待のルーキーの小野は、シングルス6勝の活躍で敢闘賞、優秀選手賞、新人賞の3つの個人賞を受賞した。
24年インハイ王者の小野はさすがの強さを見せた
5勝2敗で明治大が3位。木方(写真)は早稲田戦5番で濵田一との激闘を制した
早稲田大は前半戦の敗戦が響き4位となるも、最終戦では明治大に勝利。ラスト7番で留萌高出身の櫻井(写真右)が浅見を破った
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