4月1日にバタフライから発売される話題の新ラバー『グレイザー』と『グレイザー09C』。本日行われたバタフライの展示会で、『グレイザー』シリーズが公に初披露となった。
展示会場となったバタフライ卓球道場には『グレイザー』と『グレイザー09C』、そして水谷隼さんが開発に携わったラケットである『水谷隼メジャー』の試打ができるブースが設置。ショップ店員やコーチなど、多くの卓球関係者がその性能を体感していた。
試打を終えた人たちに突撃取材を行い、率直な試打感想を聞き込み。忖度なしの正直な感想を話してもらったが、「想像以上に良い」、「中級者でも扱いやすい」、「さすがはバタフライ」など絶賛の嵐。大手卓球ショップの国際卓球町田店に務める三浦皓太郎さんは、「『グレイザー』は『ロゼナ』よりもボールをつかむ」と評価した。
「『グレイザー』と『ロゼナ』を打ち比べてみて、どちらも軟らかいラバーではありましたが、『グレイザー』のほうがボールをつかむ感覚があって、ボールが上に上がる安心感がありました。
『グレイザー』と『グレイザー09C』を打ち比べた時に、『グレイザー』は簡単に飛んでくれる感じはありますが、『グレイザー09C』はシートが強く引っかかってくれる感じがある。簡単に飛距離やボールの伸びを出したい人は『グレイザー』、シートの引っかかりが欲しい人や細かい台上技術を重視する人には『グレイザー09C』が良いのかなと思います。」(三浦さん)。
また、デモンストレーションルームで行われたイベントには水谷隼さん、有延大夢選手(琉球アスティーダ)が登場。「『ディグニクス』と変わらない」、「コントロールがしやすい」など、『グレイザー』の性能の高さを語った。
「ラバーにボールがしっかり食い込み、つかんでいる感じがある。上に飛んでくれるので、ネットミスをする心配はなくオーバーミスだけ気をつければ良い。『ディグニクス』とあまり変わらず、威力もコントロールも申し分ないです」(水谷さん)
「サービスも打ちやすく、軟らかい分『ディグニクス』よりもコントロールがしやすいです」(有延選手)
卓球関係者からのファーストインプレッションは上々の『グレイザー』シリーズ。3月20日に発売のされる卓球王国5月号のグッズ特集「『グレイザー』の実力」では、そんな『グレイザー』シリーズの開発秘話や卓球ショップ・コーチの試打コメントを掲載。これを読めば、『グレイザー』シリーズを試したくなること間違いなしだ(今すぐにでも試したい読者がほとんどだと思うが)。
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