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欧州リポート

ドイツ・ブンデスリーガPO 村松雄斗所属のザールブリュッケンが決勝へ。上田仁所属のケーニヒスホーフェンは惜しくも敗退

 ドイツ・ブンデスリーガはプレーオフ準決勝が行われ、上田仁と村松雄斗が出場。6月30日に開催される決勝へ進む2チームが決定した。

 

【ドイツ・ブンデスリーガ】

◆プレーオフ準決勝

・第2戦

〈ボルシア・デュッセルドルフ(RS2位) 3-0 ケーニヒスホーフェン(RS3位)〉

○チウ・ダン -10、10、-7、8、9  シュテガー

○シェルベリ 8、10、-8、8 上田

○ボル 11、3、8 ゼリコ

 

・第3戦

〈ボルシア・デュッセルドルフ 3-0 ケーニヒスホーフェン〉

○チウ・ダン 7、-10、4、7 ゼリコ

○シェルベリ 7、-7、10、9  シュテガー

○ボル 9、5、5 上田

 

第1戦:ケーニヒスホーフェン 3-1 ボルシア・デュッセルドルフ

 

・第1戦

〈ザールブリュッケン(RS1位) 3-0 ブレーメン(RS4位)〉

○フランチスカ 4、-6、8、14 ファルク

○ヨルジッチ -8、-7、6、7、9 アギーレ

○村松 9、7、7 ゲラシメンコ

 

・第2戦

〈ザールブリュッケン 3-2 ブレーメン〉

○ヨルジッチ 3、8、1 アギーレ

 村松 -7、9、-8、-8 ゲラシメンコ○

 フランチスカ -6、-8、-10 ファルク○

○ヨルジッチ 5、-11、9、-7、6 ゲラシメンコ

○フランチスカ/マイスナー -3、-6、4、9、10 アギーレ/ファルク

 

 レギュラーシーズン(RS)2位のボルシア・デュッセルドルフと同3位のケーニヒスホーフェンの対戦は第3戦までもつれた結果、ボルシア・デュッセルドルフが決勝へ。初のプレーオフ進出を果たしたケーニヒスホーフェンは上田が2得点をあげる活躍で第1戦に3-1で勝利していたが、第2・3戦はブンデスリーガ最多優勝の名門ボルシア・デュッセルドルフが3-0で2連勝と底力を見せた。

 準決勝もう1試合はレギュラーシーズン1位のザールブリュッケンが2連勝で決勝進出。ザールブリュッケンは第1戦に3-0で快勝したが、第2戦では村松とフランチスカ(ドイツ)が第1戦で勝利していたゲラシメンコ(カザフスタン)とファルク(スウェーデン)に敗れるなど苦戦。5番のダブルスもゲームカウント0-2と追い込まれたが、最後はフルゲームジュースで勝利して決勝進出を決めた。

 これでプレーオフ決勝は4シーズン連続でザールブリュッケンとボルシア・デュッセルドルフの対戦に決定。両チームのレギュラーシーズンでの対戦はザールブリュッケンの2勝0敗だが、いずれも3-2での勝利。さらに両チームはドイツカップ決勝とECL(ヨーロッパチャンピオンズリーグ)決勝でも対戦しており、ドイツカップではボルシア・デュッセルドルフ、ECLではザールブリュッケンに軍配が上がっている。プレーオフ決勝は6月30日に開催される。

村松は第1戦で勝利(写真:Ulrich Höfer)

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