3月16日まで、中国で開催中の『WTTチャンピオンズ重慶』。3日間にわたって1回戦が行われ、日本男女8選手が登場した。
11日に行われた試合には、日本男子では宇田幸矢(協和キリン)、 張本智和(智和企画)、 戸上隼輔(井村屋グループ)が登場。宇田はドゥダ(ドイツ)との左腕対決にゲームカウント0-2で迎えた3ゲーム目をジュースで奪って逆転勝利。張本もグルーツ(デンマーク)にストレートで完勝し、ともに2回戦進出を決めた。
気迫のこもったプレーで大逆転勝利を決めた宇田
一方、戸上はA.ルブラン(フランス)に2-3で惜敗。攻撃的なプレーが随所で光り、先に2ゲームを奪った戸上だが、4・5ゲーム目は勝負どころでの1点が遠かった。
レシーブから積極的に攻撃を仕掛け、先に2ゲームを奪った戸上だが、勝利には届かず
女子は大藤沙月(ミキハウス)がアクラ(インド)に3-0で完勝。早田ひな(日本生命)は黃怡樺(チャイニーズタイペイ)に1ゲームを落とすもきっちり勝利を収め、2回戦へと駒を進めた。
威力あるドライブでアクラの守備を打ち抜いた大藤
12日には 伊藤美誠(スターツ)、張本美和(木下グループ)が登場し、伊藤は王芸迪(中国)に0-3で敗戦。回転量の豊富な王芸迪のドライブに強打が封じられ、初戦敗退となった。張本はTリーグ・木下アビエル神奈川のチームメイトでもある朱芊曦(韓国)に苦戦しながらも、要所でサービスを工夫して3-1で勝利を収めた。
メリハリのあるサービスで、勝負どころを押さえた張本
また、本日13日には篠塚大登(愛知工業大/上写真)が登場し、オフチャロフ(ドイツ)とのシーソーゲームを制して明日行われる2回戦へと駒を進めた。なお、日本選手の2回戦の対戦は下記のとおり(※すべて日本時間)
3月13日
21:15〜 早田ひな vs B.タカハシ(ブラジル)
21:50〜 宇田幸矢 vs F.ルブラン(フランス)
3月14日
12:00〜 大藤沙月 vs 金娜英(韓国)
12:35〜 篠塚大登 vs 李尚洙(韓国)
14:55〜 張本智和 vs シェルベリ(スウェーデン)
21:15〜 張本美和 vs スッチ(ルーマニア)
写真提供:WTT
ツイート