●男子シングルス3回戦
吉村真晴 -10、-6、-10、-11 シェルベリ(スウェーデン)
あと1本がどうしても遠かった。4ゲーム中3ゲームをジュースで落とした吉村のシングルスは、3回戦で終戦となった。
第3・第4ゲームはともに先にゲームポイントを握りながら、シェルベリの勘の良いカウンタープレーにつかまって得点できず。チャンスは十分あっただけに、悔しさの残る展開での敗戦だった。
「やはりダブルスのプレーにフォーカスしすぎた部分があって、後の戻りが遅かったり、台との距離感的にちょっと下がりすぎていた。打つコースがあまりにもバックサイドに集まってしまって、ほぼバック対オールで試合しているような形だった」と、敗因を分析した吉村。ただ、まだ23日に準決勝を迎える混合ダブルスが残っている。
「ここまで来たら金メダルを狙っていきたいですし、本当に一戦一戦成長しているので、また次もしっかり自分たちのプレーをして成長して、準決勝・決勝に臨みたいと思います」と、力強く前を向いた吉村。2017年に石川佳純と組んで獲得した金メダル以来、2回目の世界一を獲りにいく。
ベンチでは日髙達也コーチとともに必死に作戦を考えたが、劣勢を覆すことはできなかった
ゲーム終盤での読みの鋭さ、最後の1本を相手に与えないしぶとさで吉村を上回ったシェルベリ
ツイート