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Tリーグ

Tリーグ開幕前日! 両国国技館で記者会見行われる

いよいよTリーグの男子開幕戦、木下マイスター東京対T.T彩たまの一戦を明日に控える中、23日午前11時から会場の両国国技館で、監督・選手による記者会見が行われた。
会見の冒頭、松下浩二チェアマンは「いよいよ明日からTリーグが開幕します。私自身、先ほど会場を見てきたんですけど、非常にワクワクとした気持ちになりましたし、明日からの試合を本当に楽しみにしております」とコメント。さらに「両国国技館を開幕の場所にもってきたのは、卓球というスポーツが日本で国技と呼ばれるようなスポーツになってほしいという思いからです。これから何年、何十年かかるかわかりませんが、Tリーグが子どもたちに夢や希望を持たせ、日本の社会に貢献でき、卓球が日本を元気にするスポーツになれるようにTリーグは頑張っていきます」と力強く抱負を語った。
会見には男女計8チームの監督と選手が出席し、人が入りきれないほどの盛況ぶり。改めて注目度の高さを感じさせた。その中でもやはり注目度ナンバーワン、木下マイスター東京のエース水谷隼は「いよいよ開幕戦を明日に控えて、非常に気持ちがたかぶっています。初代王者を目指して全力で頑張りますので、応援よろしくお願いします」と語った。
「一番最初にプロリーグの話が持ち上がったのが約10年前、それから月日が流れて、いよいよ本当に開幕するんだなと非常にうれしく感じます。自分も年を重ねて29歳になってしまったんですけど、まだまだ現役でやっていきたいし、卓球界が非常に盛り上がっている中で開幕できて、選手や小さい子どもたちに夢を与えられるリーグになるんじゃないかと思っています」(水谷)
さあ、Tリーグ開幕。コートで最高峰のテクニックを披露するのは選手たちだが、このリーグを支えるのは卓球界であり、一人ひとりの卓球人だ。運営側も選手も、ハッキリ言って手探りの状態。だからこそ全力を出していくしかないだろう。日本卓球界は明日、永久に歴史に刻まれるであろう一日を迎える。

上写真;優勝チームに贈られる男子のシャーレ、女子のトロフィーについて説明する松下チェアマン

Tリーグ開幕に向け、力強く抱負を語った水谷選手

Tリーグ元年、いよいよ10月24日に開幕だ!

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