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全日本卓球2026

混合ダブルス決勝は松島輝空/張本美和vs.坪井勇磨/赤江夏星。四冠狙う張本は「悔いなく全力で」

大会3日目の最終試合となった、混合ダブルス準決勝。全日本チャンピオン同士のペア・松島輝空/張本美和(木下グループ)と、坪井勇磨/赤江夏星(クローバー歯科カスピッズ/日本生命)が明日行われる混合ダブルス決勝に駒を進めた。混合ダブルス準決勝の結果は以下のとおり。

 

●混合ダブルス準決勝
松島輝空/張本美和(木下グループ) 8、3、8 吉村和弘/長崎美柚(ケアリッツアンドパートナーズ/木下アビエル神奈川)
坪井勇磨/赤江夏星(クローバー歯科カスピッズ/日本生命) -11、6、-7、10、9 鈴木颯/伊藤詩菜(愛知工業大)

 

 同時にスタートした混合ダブルス準決勝、先に決勝進出を決めたのは松島/張本。Tリーグ・木下マイスター東京と木下アビエル神奈川の同僚である吉村/長﨑をストレートで退けた。

 松島/張本は1ゲーム目を8-8からの連続得点で奪うと、2ゲーム目からはエンジン全開。先手を奪って攻め続け、速いラリーではミート打ちでも得点を重ねて3-0で勝利した。

 特に松島は準々決勝の苦戦を乗り越えて、一段ギアが上がったようなプレーを披露。最後もフルスイングのフォアドライブで吉村/長﨑を打ち抜いて勝利を決めた。

 昨週の女子シングルス、ジュニア女子に続き、今大会の混合ダブルス、女子ダブルスを制しての四冠を狙う張本は試合後「出るからには優勝を目指しているけど、思いが強すぎても固くなってしまうので、悔いなく全力で頑張りたい」と抱負を語った。まずは混合ダブルスでの決勝進出を決め、明日の女子ダブルス準決勝に挑む。

エンジンがかかってきた松島、準決勝では強烈なドライブを連発

最後もフルスイングのフォアドライブで勝負を決めた

 

 準決勝もうひと試合はフルゲームにもつれる接戦。奇数ゲームを台上でのチャンスメイクから鈴木のフォアドライブで得点を狙う鈴木/伊藤、偶数ゲームを左右からの連打で攻める坪井/赤江が奪い合って最終ゲームへ。最終ゲームも9-9まで点差が離れずに進んだが、2本連取で坪井/赤江が決勝進出を決めた。

 このペアでは全日本初出場、大会前の練習も2回ほどだったそうで、「正直びっくり」(赤江)という決勝進出を果たした坪井/赤江。今大会は1回戦で田原翔太/出雲美空(筑波大/レゾナック)にゲームカウント1-2から逆転勝利を収めると、以降も接戦を勝ち抜き最終日に進んだ。

 男子に打ち負けない赤江のパワーも光るが、サウスポー・坪井の高い集中力と判断力、フットワークを生かしてボールをねじ込むダブルス巧者ぶりも見事。2月に29歳の誕生日を迎える坪井だが、かつてのインターハイ三冠王が全日本で再び存在感を放っている。

 明日の決勝に向けて赤江が「松島選手がフルスイングしてくると思うので、なんとか返したい」と語れば、坪井は「松島選手もそうですけど、美和ちゃんも打球点が早いし、今までよりひとつボールの質が上がってくると思うので頑張りたい」とコメント。10代の全日本シングルス王者ペアにどう挑むか注目だ。

初出場で1回戦から決勝まで上り詰めた坪井/赤江

接戦を勝ち抜く中で「競っても自信を持ってプレーできる」と準決勝もフルゲーム11-9で勝利

 

3位:吉村和弘/長﨑美柚

3位:鈴木颯/伊藤詩菜

 

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