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全日本卓球2026

張本美和が激戦を制し、ついに女子シングルス初優勝、ジュニアとの二冠を達成!

〈女子シングルス〉●決勝
張本美和(木下グループ) -7、2、9、6、-5、-10、6 早田ひな(日本生命)

2026年全日本選手権の女子シングルス決勝が終了し、17歳の張本美和(木下グループ)が初優勝・ジュニアとの二冠を達成!
一般シングルス・ジュニアとの二冠は、平成29年度大会男子優勝の兄・張本智和以来、女子では昭和63年度大会での佐藤利香さん以来の快挙!

張本はゲームカウント3ー2とリードした6ゲーム目、10-6とチャンピオンシップポイントを握りながら、早田に6連続ポイントを許して最終ゲームへ持ち込まれた。しかし、7ゲーム目は出足から強烈なフォアハンドを次々に打ち込み、3ー0、6ー1、9ー2と早田を突き放す。9-6まで挽回を許し、10-6と6ゲーム目と同じスコアになったが、今度はロングサービスからバックハンドを決め、早田の追撃を断ち切った。

6ゲーム目に4回のチャンピオンシップポイントを逃しながら、最後は勝ち切った張本美和

驚異的な追い上げを見せた早田ひな。敗れたとはいえ、女王の矜持(きょうじ)を見せた

★張本美和の優勝インタビュー
「優勝の瞬間は本当にうれしくて、6ゲーム目にマッチポイントを取られたところから逆転されて、7ゲーム目も『また10-6』という感じだったんですけど、ついにやっと勝ったかという感じで、すごくうれしい気持ちでした。

6ゲーム目を落とした瞬間は、『この試合終わったな』というのを正直感じてしまった。勝ちたいけど落ち着かなきゃと、すごく弱気なプレーになってしまったので、最終ゲームは思い切っていこうという気持ちでした。負けるかもしれないけど、『攻めて負けるほうがいい』と。結果的に勝つことができたので、その選択は良かったのかなと思います。

決勝はリードして、初めて弱気になってしまったと思うけど、それを乗り越えられた。弱気になってしまったのは反省材料ですけど、立て直せたのは成長につながるし、準決勝でも2-3からメンタルで負けないように戦えたのがすごく成長したなと感じました。

(昨日はベンチの父・宇さんの誕生日)一般の部で優勝をプレゼントしたかった。プレゼントになってうれしいという気持ちと、母の誕生日も数日前にあったので一緒にお祝いしたいです。

この全日本選手権の一般の部で優勝するのが、自分の中ではすごく大きな目標で、特に今年は優勝したいという気持ちが一番強かった。こうして優勝して壁をひとつ乗り越えられたので、また海外の大会が続くんですけど、自分の弱さも乗り越えていきながら楽しい卓球人生を送れたらいいなと思います」

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