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スーパーシード、試練の4回戦。前回ベスト8の曽根翔と岡野俊介が初戦敗退

 スーパーシードが登場する4回戦が終了し、トーナメントに勝ち残った選手は32名に絞られた男子シングルス。その中で前回ベスト8でスーパーシードの曽根翔と岡野俊介が初戦で姿を消すこととなった。

 

●男子シングルス4回戦
馬渡元樹(日の出医療福祉グループ) -6、-4、8、7、6、5 曽根翔(S_ONE卓球スタジオ)
木造勇人(関西卓球アカデミー) 8、10、9、7 岡野俊介(朝日大)

 

 馬渡と対戦した曽根は2ゲームを連取する幸先の良いスタート。しかし、足を使って粘り強くボールをねじ込む馬渡のプレーの前に徐々にミスが増え出すと、最後まで対応できずに逆転負けを喫した。

 声を出しながら動き回り、劣勢をひっくり返した馬渡は、これまで4回戦が最高成績。昨年の春から日の出医療福祉グループに移籍し、新たな環境で腕を磨いて初めての5回戦進出を果たした。明日の5回戦では初のランキング入りをかけて、今大会好調の三部航平(シチズン時計)と対戦する。

逆転で4回戦を突破した馬渡

持ち前の脚力を生かしたプレーが次第に曽根を狂わせた

序盤は剛打が火を噴いた曽根だが、無念の初戦敗退

 

 前回大会で初のランキング入りからベスト8に進出した岡野は、愛工大名電の先輩・木造にストレートで敗戦。勝負どころで得点をなかなか奪えず、ペースをつかめないまま押し切られる結果となった。

 初戦の2回戦でくせ者の岡田崚(イルマソフト)、3回戦で2021年大会の覇者・及川瑞基(岡山リベッツ)をともにフルゲームで破って勝ち上がった木造は、4回戦でも戦術、プレーが冴えた。木造は2019年大会で3位に入賞するも、以降は4回戦の壁を越えられず、悔しい全日本が続いていた。しかし、今大会は3回戦の後は「いつもより緊張せず、自分のプレーができている感じがある」と語るなど、充実ぶりを見せて7年ぶりの5回戦進出を決めた。ベスト16入りをかけた5回戦の相手は、またしても愛工大名電の後輩・中村光人(リコー)だ。

後輩を完封して7年ぶりの5回戦進出を決めた木造

前回大会では朝日大から初のランカーとなった岡野だが、大学最後の全日本シングルスは悔しい結果に終わった

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