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全日本卓球2026

女王を苦しめた木原美悠。善戦及ばず準決勝敗退も「今できることはすべて出し切った」

⚫︎女子シングルス準決勝
早田ひな(日本生命) 4、-5、5、-9、-8、-8 木原美悠(トップおとめピンポンズ名古屋)

女子シングルス準決勝で4連覇を狙う早田ひなと、2019・23年大会女子シングルスファイナリストの木原美悠が対戦した。

「いつも早田選手と対戦する時は、あまり良い展開というか、自分のプレーを出せない部分があった。今日は最後に悔いのないように戦えたらいいなと思っていました」(木原)

バック面に表ソフトを貼る木原が前陣で早い打点から早田を左右に揺さぶり、早田は前・中陣からドライブで応戦。スピード感あふれる好ラリーが各ゲームで繰り広げられた。

早田が2−1とゲームを先行して迎えた3ゲーム目、木原は4-8から逆転で奪って2-2のタイに戻した。しかし、勝負どころとなった5ゲーム目を8-8から早田に3点連続得点を許して落とすと、続く6ゲーム目は序盤から早田に0-3、2-6とリードされる展開。木原も7-7に追いつき、7-9から8-9と食い下がったが、最後は「差を感じた」と試合後に語った「凡ミスの少なさ」で上回った早田が接戦を制した。

ピッチの早いラリーの中でも、木原が抑え切れないほど回転量の多いドライブを打ち込んだ早田

巧みなコース取りで、最後まで早田を苦しめた木原

「フォアハンドの決定力をもう少し強化しないといけない」と課題も見えたが、「自分が今できることは全て出し切った」と木原。巧みなコース取りと決定力の高いフォア強打を武器に、準々決勝では大藤沙月(ミキハウス)との同級生対決を制し、昨年の6回戦敗退からベスト4へと躍進した。

「どの選手でも思い切って向かっていくだけの立場」と語るように、メンタル面の充実は木原の大きなアドバンテージだ。今後は技術力を一層強化し、さらなる飛躍を狙う。

 

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