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全日本卓球2026

宮崎県都城市の公立名門校で腕を磨くサウスポー・久保田芭玖斗。大志を持って最終学年へ

宮崎県の公立名門校・都城商業でみっちりと練習を積み、全日本ジュニアに初出場した久保田芭玖斗。1回戦では中学生の丸山俐久(NexuS.F)にゲームカウント1-2でリードされながら、粘りと強気のプレーで逆転勝ちを収めた。見事に全日本初勝利をあげた久保田に、話を聞いてみた。

「中学生のボールは慣れていなくて、最初は対応できず、守りに入ってしまった。4ゲーム目からは自分の長所である『攻めて点数を取る』ことを意識して、打っていったらそれが入って、逆転勝ちできました。

卓球を始めたのは小学5年の時。小学校時代は練習も適当で、全然成績が出ていなかったのですが、中学2年の時に全日本カデットに出て初戦負けだったのが悔しくて、そこから真剣にやろうと思いました。『都城TTC』に通って個人レッスンも毎週のように入れて、全中を目指して努力しました。

結局、中学の時は九州大会止まりで全中には行けなかったのですが、高校は都城商業でやりたいと自分で希望して入って、頑張っています。ぼくの家は都城市内でも学校からは遠いので、今は寮生活。平日は学校が終わってから4時間、土日は朝7時半からサービス練習が始まって、夕方6時半まで練習しています。

今年4月から3年生になりますが、まだ全国の団体戦で結果が出ていないので、インターハイの目標は団体ベスト8。シングルスとダブルスでもランク入りを目指していきたいと思っています」

とても真っ直ぐ、純粋に努力を重ねている久保田。残念ながら今大会は中村遥介(浜松修学舎高)に1-3で敗れ、2回戦で敗退となったが、この舞台で得た自信と課題を胸に、ますます成長していってほしい。

中学2年の全日本カデット初戦敗退が努力するきっかけだったという久保田。敗北を糧にできる選手は強い