愛知・スカイホール豊田で開催されている全農杯 全日本卓球選手権ダブルスの部は大会最終種目の男子ダブルス決勝が行われ、篠塚大登/谷垣佑真が優勝を飾った。
【男子ダブルス】
●決勝
篠塚大登/谷垣佑真(愛知工業大) 4、7、7 英田理志/松下大星(日の出医療福祉グループ)
出足から試合の主導権を握ったのは篠塚/谷垣。英田/松下が得意とするサービス・レシーブに乱されることなく、右利きペアの英田/松下をラリーに引き込んで得点を重ねる。1ゲーム目を4点で奪うと、2ゲーム目もラリーで優位に立って連取。3ゲーム目は英田がカットを交えて崩しにかかるも、篠塚/谷垣は動じず。最後まで盤石の試合運びを見せた篠塚/谷垣がストレートで優勝を決めた。
篠塚/谷垣は今大会の初戦で田原彰悟/酒井明日翔(協和キリン/T.O.M&卓球三昧)にゲームカウント0-2から逆転勝利。準々決勝、決勝では愛工大名電の後輩ペアにフルゲームで勝利と、接戦をくぐり抜けて決勝に進んだが、最後に会心のプレーで優勝を決めた。

ストレートで優勝を決めた篠塚/谷垣

最後の1点も大きなラリーでもぎ取った
愛工大名電中・高、愛知工業大で同級生、ライバルとして、ともに10年を過ごしてきた大学4年の篠塚と谷垣にとっては、地元・愛知での最後の全日本。観客席にいる愛工大名電の後輩、愛知工業大のチームメイトからの声援も背に受けて、見事、学生生活の集大成となる優勝を飾った。今日はこの後、愛知工業大卓球部の4年生の送別会が行われるということで、勝利の美酒に酔いしれることとなりそうだ。

優勝を決め、ベンチに入った森本監督と
松平賢二/宮川昌大(協和キリン)、鈴木颯/萩原啓至(愛知工業大)らを破って勝ち上がった英田/松下だったが、決勝では沈黙。しかし、速攻にカウンター、カットからの攻撃と変幻自在のプレーで存在感を見せた。英田は32歳にして初めての全日本の表彰台。「ぼくは全国大会に初めて出たのが高校3年で、今回の全日本で表彰台に上がった選手の中で公立高校出身もぼくだけ。同じような環境でプレーしている地方の選手の希望になれれば」と語った。

決勝はなかなか主導権を握ることができず

松下が背面打ちで会場を沸かせるシーンもあった
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