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全日本卓球2026

電車の運転士と卓球選手の二刀流!カットマン・青木郁也の用具のこだわり

⚫︎男子シングルス2回戦
若月展翼(明治大) 9、4、-4、-9、-5 青木郁也(JR東日本高崎)

普段はJRで電車の運転士をしている29歳の青木が、全日本で躍動。1回戦を突破し、2回戦でもメイジの現役学生を相手に、勝利まであと一歩の大健闘を見せた。
「仕事に支障が出ないよう、練習は週に2、3日です。最近は体力が落ちてきているので、選手寿命を伸ばすために走り込まないとな、と思っています。今年悔しかったですしね」(青木)

ほとばしる気迫で1回戦を勝利し、2回戦でも勝利まであと一歩まで迫った青木

そんな青木の用具は、ラケットが『和の極 碧』(アンドロ/廃番)、フォア面ラバーは『ディグニクス80』(バタフライ)の1.9mmで、バック面ラバーが『グラスD.TecS』(ティバー)の1.2mmだ。

それぞれの用具について、使っている理由などを次のように明かしてくれた。

「ラケットは、結構反転するので、ストレートグリップを使っています。元々は『レジスト』(ニッタク)というビギナー用のラケットだったんですが、それが廃番になった時に、同じくらい飛ばないものを探して、『和の極 碧』にしました。でも、これも廃番なので、次に何にしようか、今、思案中です」

「フォアのラバーは、カウンターのしやすさで選んでいます。切れたカットを下から振らせて、それを前陣のカウンターでしとめたいので、厚さは1.9mmにしています。『80』はディグニクスの中ではあまり弧線が出ないので、カットを低く飛ばせるというのも、使っている理由です」

「バックは、『グラスD.TecS』が発売された頃の中学2年生からずっと使っています。1.2mmのスポンジはカットの収まりを重視して選んでいます。薄いほうがよく切れるけど、相手のドライブが強くなると押さえきれない。強いドライブに対する収まりを考えて、1.2mmにしています」

よく切れたカットを相手に持ち上げさせてからの前陣カウンターが青木の得意技だ

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