●ジュニア男子・準々決勝
川上流星(星槎国際高横浜) 11、ー8、ー6、3、10 中野琥珀(野田学園高)
ジュニア男子準々決勝、昨日の一般4回戦で24年全日学王者の徳田(早稲田大)をノックアウトした中野琥珀の剛腕が、優勝候補筆頭の川上をあと一歩まで追い詰めた。
「2025年に2回対戦して、どちらも1ー3で負けていたけど、「自分ならいける」と常に練習の中でも思いながら練習していた。もし全日本で対戦したら、絶対倒すという気持ちでやってきました」。試合後にそう語った中野。1ゲーム目は落としたものの、川上のカウンターを弾き飛ばすほどの強烈な両ハンドドライブが次々に決まり、2ゲームを連取してリードを奪う。

両ハンドの剛打で、川上からゲームをリードした中野
しかし、「相手が格上だというのはわかっていたし、3ゲーム目までは良い感じでプレーできていたのが、4ゲーム目から勝ちを意識して、少しプレーが硬くなってしまった」という中野。川上に4ゲーム目を取り返され、最終ゲームも失った流れを取り戻せないまま、1ー8まで突き放される。
「まだ負けたわけではない。勝てるという意識を常に持ってプレーした」。中野はここから連続得点で追いつき、8ー10と川上にマッチポイントを握られてからも、飛びつきざまのフォアカウンターなどで10ー10に追いついた。
最後は川上の厳しいレシーブ、冷静なバック対バックでの対応に及ばなかったが、大いに存在感を発揮した一戦だった。「ジュニアでは優勝を狙っていたのですごく悔しいですけど、世界ユースのチャンピオンを相手にここまでできたというのを自信にして、一般に気持ちを切り替えて頑張っていきたい」(中野)。一般では谷垣(愛知工業大)との強打者対決だ。

最後は勝ち切った川上、準決勝進出を決めた

今大会で飛躍の予感。中野は男子シングルス5回戦でのプレーも楽しみだ
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