今日(6月16日)で大会最終日を迎えるWTTスターコンテンダーリュブリャナ。昨日、男女シングルス3回戦・準々決勝および男女ダブルスの決勝が行われ、女子ダブルスで長﨑美柚/木原美悠(木下グループ)が優勝を果たした。
長﨑/木原は、決勝で田志希/朱芊曦(韓国)と対戦。1ゲーム目を落とす苦しい立ち上がりとなったが、ゲームを重ねるごとにラリー戦で抜群のコンビネーションを発揮。相手の動きを読みながら厳しいコースを突いて得点を重ね、3ゲーム連取で一気に勝利を決めた。
男子シングルスでは、松島輝空(木下グループ)、張本智和(智和企画)が登場。松島は、3回戦でチウ・ダン(ドイツ)とのフルゲームにもつれる接戦に勝利。チウ・ダンのバックへの連続攻撃に手を焼いたが、威力あふれるチキータレシーブからの豪快なフォアドライブで得点を重ねた。準々決勝では趙大成(韓国)に敗れ、ベスト8で今大会を終えたが、初戦のロブレス(スペイン)戦から三度のフルゲームを制すなど、メンタル面での成長をうかがわせる大会となった。
一方張本智は、3回戦でO.アサール(エジプト)、準々決勝ではオフチャロフ(ドイツ)にそれぞれストレートで完勝。オフチャロフ戦は各ゲームとも競り合いとなるも、勝負どころをことごとく制し、準決勝進出を決めた。
女子シングルスでは、早田ひな(日本生命)、張本美和、平野美宇、木原美悠、長﨑美柚(以上、木下グループ)、伊藤美誠(スターツ)の6選手が登場。
早田は準決勝でリリー・チャン(アメリカ)に勝利。準々決勝ではユエン・ジアナン(フランス)にゲームカウント0−2から大逆転勝利を収め、4強入り。張本美は3回戦・準々決勝でそれぞれ朱芊曦(韓国)、A.ディアス(プエルトリコ)に勝利し、兄・智和と兄妹そろっての準決勝進出を果たした。
一方、平野は3回戦でカット型のベリストロム(スウェーデン)に快勝するも、準々決勝では伊藤に勝利して勝ち上がったパヴァデ(フランス)にストレートで敗戦。木原は3回戦で田志希(韓国)とのフルゲームにもつれる接戦を制すも、準々決勝で長﨑を退けた申裕斌(韓国)にゲームカウント2−3で惜敗となった。
なお、本日行われる日本選手の対戦は下記のとおり
●男女シングルス準決勝
20:00〜 早田ひな vs. 張本美和
20:40〜 張本智和 vs. F.ルブラン(フランス)
●混合ダブルス決勝
23:00〜 張本智和/早田ひな vs. 林鐘勲/申裕斌(韓国)
写真提供:WTT
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