
2025年4月分の「卓球用具売り上げランキング」を更新した。
裏ソフト部門は、トップ10内で順位が細かく入れ替わる形となった。首位は『ロゼナ』がガッチリキープし、2位の『テナジー05』、3位の『ディグニクス09C』とともにバタフライラバーが3位までを独占。バタフライ以外では『ファスタークG-1』『マークV』『ヴェガ ヨーロッパ』が健闘を見せ続けている。
表ソフト部門では、1位と2位が交替。『VO>102』が首位を奪取し、『モリストSP』が次点となった。この2枚の人気は衰え知らずだ。3位の『スペクトルS1』は前回6位から、4位の『ブースターJP』は前回8位からそれぞれ躍進。ラージ界のロングセラー『ヨーラ アレグロ』も根強い人気を見せている。
ツブ高その他部門では、おなじみの『カール』シリーズ3枚が4位までにランクインする中、『グラスD.TecS』が2位に分け入った。高価格帯のテンション粒高としては大健闘と言えるだろう。バタフライ勢も4枚がランクインしており、カール・グラス・バタフライによる三つ巴の争いが今後どうなるか注目だ。
シェークラケット部門の首位は、前回3位の『スワット』が奪取。リーズナブルな価格と使い勝手の良さで、季節柄ビギナーや指導者の支持も得ていると思われる。3位の『水谷隼 メジャー』、4位の『コルベル』、5位の『ラティカ』、6位の『アーレスト7+』、8位の『フライアットカーボン』あたりも、ビギナー特需が売り上げを後押しした結果だろう。
ペンラケット部門でも『スワットCHN』が首位をキープし、人気の高さを見せつけている。バタフライ勢の中ペンも強さを見せる中で、面白いのは4位に『サナリオンR』、7位に『SLEEK』、10位に『ヒノカーボン SR』と3本の日本式ペンが、ランク外から食い込んできたことだ。片面日ペンブームの再来に期待せずにはいられない。
シューズ部門では、『レゾライン レイス』が前回10位から首位へジャンプアップ。ビギナーからの人気が集中したようだ。3位には限定新色が起爆剤となったか、ニッタク×ヨネックスの『ムービングエース』がランク外から返り咲き。4位にはコスパ最強の『ジェット・インパクトNEO』、6位と7位にはいずれも初中級者向け新作の『レゾライン ユニゼスⅡ』『クロスマッチスマッシュ』が入り、春の新入生シーズンを感じさせる結果となった。
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