●混合ダブルス準々決勝
吉村真晴/大藤沙月 -8、5、11、10 林詩棟/蒯曼(中国)
吉村、大藤の年齢差10歳ペアが大仕事をやってのけた。メダル決定戦となった準々決勝、中国の若手ペア林詩棟/蒯曼との試合は、序盤0-1とゲームをリードされるも、2ゲーム目から吉村の豪打が相次いで炸裂。終盤にかけて大藤のサービス・レシーブも冴え、最後は相手の猛追を受けながら振り切った。試合後、吉村は万感の思いがあふれ、ベンチで涙を拭った。
「信じられない気持ち。本当にメダルを取れると思ってなかったので、率直にうれしいです」(大藤)
「すばらしいプレーができた。2019年に石川(佳純)さんと金メダルを取って、それ以来の世界選手権ミックスだったので、ミックスは自分にとって大切な種目。新しいパートナーの大藤さんとメダルが取れたことと、(年齢が)30を超えてメダルが取れると思っていなかったのでうれしいです。準決勝も勝つことに専念していきたい」(吉村)
また、ベンチに入った岸川聖也監督は今大会が初陣ながら、早くもうれしい初メダル。自身の誕生日でもある本日5/21に、愛弟子たちから最高のバースデープレゼントを受け取った。
2ゲーム目途中から火を噴いた吉村(右)の豪打。若い中国ペアを完璧に撃ち抜いた
世界ランキング1位で今大会第1シードだった林詩棟(右)/蒯曼だが、中盤からは硬さが見られ失速
岸川聖也監督(中央)に最高のバースデープレゼントを届けた吉村(左)/大藤
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