埼玉・サイデン化学アリーナさいたまで開催中の『ケアリッツ・アンド・パートナーズ2025後期日本リーグ埼玉大会』。大会4日目は男女2部が終了し、優勝チームが決定した。
女子2部は百十四銀行とエクセディが最終戦で全勝対決。勝ったほうが優勝となる大一番は、ラストまでにもつれ込む大激戦となり、百十四銀行が制して全勝優勝。1部復帰を果たした。
百十四銀行対エクセディの試合は、トップで百十四銀行のゴールド選手・麻生が先制点を挙げたものの、続く2番でカットの大川が、四天王寺高・中央大時代の後輩である髙橋に敗れ1-1に。ダブルスも最終ゲームの接戦を落として逆転され、百十四銀行は後がない状況に追い込まれた。しかし、ここから底力を発揮する。
同時進行で行われた4・5番は、岡崎が両サイドを鋭く突くコース取りで左腕の伊藤(七)を攻略して5番が先に勝利。勝負は4番に委ねられた。4番では、松澤が伊藤(百)に対し、ゲームカウント0-2の3-9と絶体絶命の展開から、気持ちのこもったプレーで1点ずつ積み重ねて2-2に追いつく。最終ゲームも緩急をつけたラリーで粘り強く応戦し、最後は伊藤のサービスミスで決着。応援を味方に最後まで力強く戦い抜いた松澤が大逆転勝利し、百十四銀行が全勝優勝を決めた。

勝ち星を量産した麻生。最高殊勲選手賞に輝く

最後まで諦めず、声を出して戦った松澤。ファインプレー賞を受賞した

激闘を制した松澤はベンチで最高の笑顔を見せた

百十四銀行戦で勝利した岩越/東川のダブルス
なお、女子2部の最終順位は下記のとおり
【女子2部】★最終順位※勝敗は順位決定戦リーグのもの
●1-6位リーグ順位
1位:百十四銀行(5勝0敗)
2位:エクセディ(4勝1敗)
3位:広島日野自動車(3勝2敗)
4位:クローバー歯科フェアリーズ(1勝4敗)
5位:朝日大(1勝4敗)
6位:豊田自動織機(1勝4敗)
●7-11位リーグ順位
7位:JR北海道(4勝0敗)
8位:日本大(2勝2敗)
9位:オークワ(2勝2敗)
10位:埼玉県選抜(1勝3敗)
11位:中京大(1勝3敗)
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