『シチズンカップ第33回日本卓球リーグ・ビッグトーナメント』の女子ダブルスは、井絢乃/中森帆南(中国電力ライシス)は初優勝を飾った。
●準々決勝
井絢乃/中森帆南(中国電力ライシス)-6、-10、3、7、10
梅村優香/塩見真希(サンリツ)
平真由香/矢島采愛(レゾナック)-2、7、8、-7、6
三輪咲里南/髙橋梓海(広島日野自動車)
加藤亜実/小島叶愛(十六フィナンシャルグループ)9、6、8
工藤夢/原芽衣(レゾナック)
永尾尭子/三村優果(サンリツ)8、5、4
清家綾乃/浦珠希(オークワ)
●準決勝
井絢乃/中森帆南 -9、-6、6、8、7 平真由香/矢島采愛
永尾尭子/三村優果 6、8、-12、5 加藤亜実/小島叶愛
●決勝
井絢乃/中森帆南 -8、8、6、5 永尾尭子/三村優果
優勝した井絢乃と中森帆南は新しいペアとして組み始めたばかり。井は長く左利きの成本綾海とダブルスを組んでいたが、形元が退社したことで右利きの中森と組み、いきなりタイトルを獲得した。中森は一昨年の同大会で青木優佳と組んで優勝しているので、これが2度目の優勝になった。
井と中森は準々決勝、準決勝で先に2ゲームを連取される苦しい展開だったが、攻撃の手を緩めずに攻め続けて逆転。決勝でも攻撃力で上回った。試合をしながら強くなっていた印象を受けた。
2位の永尾尭子/三村優果も松平志穂が引退したことで、新しく組んで勝に進出した。3位の加藤と小島は日本リーグでも試合をこなしているため抜群のコンビネーションの良さを見せ、平と矢島のペアもフォアハンドの威力で強豪に打ち勝った。
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