
2025年3月分の「卓球用具売上ランキング」を更新した。
裏ソフト部門ではランキングに大きな変動はなし。上位陣の『ロゼナ』『ファスタークG-1』『テナジー05』『ディグニクス09C』『ディグニクス05』の5強は揺るがなかった。
表ソフト部門では『モリストSP』『VO>102』のツートップがつば迫り合い。前月から首位と2位が入れ替わった。『モリストSP AX』(前回10位)『インパーシャルXS』(前回8位)の回転系2枚が躍進し、『アタック8』『ブースターJP』といった個性派ラバーが前回圏外からランクインしたのは注目に値する。
ツブ高その他部門では『カール』シリーズ3兄弟の牙城が強固。『グラスD.TecS』2種がそれぞれ前回6位と8位からランクアップし、『イリウス』シリーズがじわじわと上位を窺っているのは興味深い。
ラケットの注目はバタフライの新作『アウターフォース』シリーズ。中級者層のハートをガッチリ掴んだか、シェーク・中ペンのそれぞれで2アイテムがランクインする上々の滑り出しを見せている。
その他、シェーク部門では『樊振東 ALC』が前回10位からジャンプアップ、『張継科 ALC』がランク外から5位に入った。張継科は契約メーカーが変わった影響で、惜別・駆け込み需要が発生したことも考えられる。
ペン部門では2位の『粒高ブレードC』がランク外からの大躍進。『ラージグラントR』は初のランクインとなり、シニア層での日本式ペンの根強い人気を証明する形となった。
シューズ部門では『レゾライン レバリス』が前回3位から首位を奪取。決して安くはないバタフライのハイエンドモデルが頂点に立ち、2位に『ウエーブメダル7』、3位に『ムービングエアロ』と高級モデルが追撃していることからは、ユーザーの性能面へのこだわりの強さが垣間見える。
用具売上ランキング
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