●女子シングルス3回戦
大藤沙月 4、7、6、8 ヴィンター(ドイツ)
まさに疾風怒濤の進撃だ。混合ダブルスで準決勝進出、女子ダブルスでも準々決勝進出と、初出場の世界選手権で大暴れしている大藤沙月は、シングルスでも勢いが止まらない。
倒した相手はドイツのベテラン、32歳のヴィンター。両面裏ソフトのノーマルな攻撃型から今年はじめ、片面をアンチスピンラバー(打球時にボールが滑って回転が変化するラバー)に変更するという大胆なスタイルチェンジをした選手だったが、今の大藤にはその奇策も通用しなかった。
両ハンドから躍動感あふれるドライブ攻撃を浴びせまくって完勝した大藤。3種目でこの勢いがどこまで続くのか。スーパールーキーの大活躍から目が離せない。
体全体をダイナミックに使ってフルスイングする大藤の両ハンドドライブは見ていて気持ちが良い
32歳にして片面をアンチラバーに変更するというヴィンターのチャレンジ精神には頭が下がる思いだ
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