
2025年7月分の「卓球用具売り上げランキング」を更新した。
裏ソフト部門は、順位に大きな変動はなし。相変わらず、普及用の『ロゼナ』『グレイザー』、トップ選手用の『テナジー』『ディグニクス』をバランス良くランク入りさせているバタフライの強さが目立つ。他のメーカーにとって、この牙城を崩すのは至難の業か?
表ソフト部門では、『モリストSP AX』が9位から3位へジャンプアップ。トップを快走する『モリストSP』とともに、伊藤美誠選手の活躍効果が出ているのかもしれない。バタフライの変化系オモテ『バグラー』は前回から2つ順位を上げ、単なるイロモノではないところを見せている。
ツブ高その他部門は、王者『カール』シリーズの売れ行きが好調。6位までに『P1V』『P3V』『P4V』『P3αV』の4アイテムをランクインさせる強さを見せている。『グラスD.TecS』も2アイテムをランクインさせる健闘。バタフライ勢も安定の人気ぶりを維持している。
シェークラケット部門では、『インナーフォース レイヤー ALC』が前回8位から飛躍して『スワット』を首位から追い落とした。バタフライはそのほかにもビギナー用からトップ仕様まで7アイテムをランクインさせ、トップ10のうち8つを占めるという驚異的な強さを見せている。
ペンラケット部門は『スワットCHN』が首位をキープ。『粒高ブレードC』も2位を継続しており、変化系プレーヤーの多さがうかがえる。そして、春の新製品『アウターフォース ZLC – CS』を含む4アイテムを前回圏外からランクインさせたバタフライ勢の躍進がここでも目立つ。
シューズ部門でも1・2・4位をバタフライの製品が占めた。特に首位の『レゾライン レイス』は4カ月連続でトップを走り続けており、その人気は衰え知らずだ。その中でミズノのエントリーモデル『クロスマッチ スマッシュ』、ニッタクの高機能モデル『ムービング』シリーズも健闘を見せている。
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