
2025年9月分の「卓球用具売り上げランキング」を更新した。
裏ソフト部門は、バタフライの大注目ラバー『ザイア03』がいきなり6位にランクイン。正式リリース日は10月1日ながら、先行発売分だけでこの順位に食い込んだのは驚異的だ。その他もバタフライ勢が多数を占める中、『ファスターク』シリーズの『G-1』が2位を堅持し、『C-1』が7位に順位を上げ、健闘を見せている。
表ソフト部門は、『モリストSP』『VO>102』の2強に変動はなし。その中で、3位に浮上した『モリストSP AX』、じわりと順位を上げた『ロイヤルプリンス』『ロイヤルラージ』、前月圏外からランクインした『ドナックル』と、ニッタク勢の好調ぶりが顕著に出ている。『ドナックル』は橋本帆乃香選手の活躍も影響か。
ツブ高その他部門は、1位から5位までが前月と同じ順位となった。VICTASの看板商品『カール』シリーズの人気が継続的に高く、ティバーのドイツテンション粒高『グラス』シリーズ、バタフライの定番品『フェイント』シリーズが後を追っている形だ。9位には前月圏外からスティガの『バーティカル20』が入った。
シェークラケット部門は、バタフライ勢が前月に続き、トップ10のうち9つを占めた。首位となったのは、リーズナブルな価格と確かな性能の名品『樊振東 ALC』。その他にもインナー、アウター、木材合板、初中級者モデルなど多岐にわたるアイテムがランクイン。唯一、5位のVICTAS『スワット』だけが気を吐いている。
ペンラケット部門は、『樊振東 ALC – CS』が1位となり、シェーク部門と同一ブレードによる二冠を達成。2位の『スワット CHN』もシェークと同一ブレードの中ペンバージョンと、中国式が多数の中、反転式の『ガレイディア リボルバー』、単板の『サイプレスV-MAX』『武蔵V』という日本式も根強い人気を見せている。
シューズ部門は、前月まで5カ月連続1位だった『レゾライン レイス』に代わり、幅広タイプの『レゾライン ビラータ』が首位に。高コスパを誇るヤサカの『ジェット・インパクトNEO』は前月8位から3位に浮上した。ニッタク『ムービング』シリーズは安定の人気。また、ミズノ入魂の新作『ウエーブメダル8』が10位に食い込んできた。
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