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<卓球王国2025年10月号より>
硬式のみならず、ラージボールの分野においても高い支持を集めるニッタク。そんな「ラージのニッタク」が、新たな最上位ラージ用ラケットとして開発した『ラージインパクト』が5月に発売となった。
『ラージインパクト』は、数々の全国タイトルを獲得するなど高い人気を誇った名作『ジュエルブレード』(廃番)の後継モデル。
『ジュエルブレード』と同じく、上板に桧を使用した木材3枚+特殊素材2枚、板厚7・4㎜という合板構成を採用しているが、『ラージインパクト』では特殊素材を「PBOC」に変更。さらに弾みとスピード性能を強化した。
ニッタクによると、ターゲットとしたのは全国レベルのプレーヤー。特にラージと硬式の両方をプレーする若年層は弾む用具を求める傾向にあり、そうした要望に応えられるラケットを目指したという。
スピード性能は歴代のニッタクのラージ用ラケットの中でも最速レベルで、直線的な弾道のボールでガンガン決定打を狙うプレーヤーにピッタリ。加えて、柔らかなフィーリングの桧によって台上処理など小技のやりやすさも持たせた。
また、角丸日本式ペン『ラージインパクト R』の裏面は水平コルクを採用。これは裏面打法や重量調整のために裏面にラバーを貼る選手に向けて、『ジュエルブレード』から変更された部分だ。
高価格ではあるが、ニッタクが「価格に見合うだけの、今までにないスピード感を体感してほしい」と語る『ラージインパクト』。さらに進化を遂げた1本が、ラージボーラーのハートにビッグインパクトを届ける。

『R』の裏面はラバーを貼れるよう水平コルクを採用

しなやかで高強度のPBO繊維とカーボンを交織させた「PBOC」をニッタクで初めて採用した
●ラージボール用ラケット
●¥35,200(税込) ●木材3枚+PBOC 2枚
●グリップ:FL・R(角丸日本式ペン)
●平均重量:FL/88g R/76g ●板厚:7.4㎜
●日本卓球㈱お客様相談室:0120・82・0911
https://www.nittaku.com/
photo >> Yoshinori Eto
text >> Takazumi Asano
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