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<卓球王国2025年12月号より>
表ソフトと粒高の中間的ラバー、いわゆる「半粒(はんつぶ)」の先駆けが、この『アタック8』である。
強く弾くように打てば表ソフト並みのスピードが出せるし、回転をかけることもできる。かと思えば、相手の攻撃をブロックで止めると粒高のように回転が変化し、対戦相手の判断と技術を狂わせる。
そうしたマジカルな攻守を可能にするのが半粒の利点なのだが、弱点は「扱いが難しい」こと。力加減やラケット角度を少しでも誤ると、思いもよらないミスが出たり、相手にチャンスを与えてしまったりする。
そうした半粒の難しさを緩和し、なおかつ攻撃力を増したのが、この度登場した『アタック8 NT』である。硬度42度に設定されたライトパープルの新開発スポンジが、絶妙なボールタッチとコントロールを実現したハイバランスギアとなっている。
開発の契機となったのは、ユーザーからの声だったという。「従来のものより弾むけれど、ドイツ製ラバーよりは弾まない。そのくらいの『アタック8』があったらな」……というリクエストをアームストロング社が汲(く)み、今回の「NTスポンジ」を企画・開発した。
弾み具合は、まさにその願望のとおりだ。ノーマルタイプの『アタック8』に比べると、ややオートマチックな反発力が感じられながら、飛びすぎることはない。相手からの強打に対しては、跳ね返すようなカウンターブロックもできるし、勢いを殺したカット性ブロックもできる。
そして、弾みが強化されている分、攻撃力が格段に増した。42度という、表ソフトにしてはややハードな硬度のスポンジは、腕力のあるプレーヤーが思い切りインパクトした時にも、ロスなくエネルギーがボールに伝導し、決定力抜群のパワーショットとなる。
これまでは女性ユーザーが多かった『アタック8』だが、この『NT』は男性プレーヤーの使用にも十分応えてくれる強さを備えている。新時代の変化卓球を志す選手なら、一度は使ってみるべき理想的な半粒だ。

細かい気泡のNTスポンジが「ちょうど良い」弾みを生む
●変化系表ソフトラバー ●¥5,390(税込)
●粒形状:M粒・L粒
●厚さ:特厚・厚・中・薄・極薄・超極
●スポンジ硬度:42度
●アームストロング㈱ :03・3819・2701
https://armstrong.tokyo.jp/
photo >> Yoshinori Eto
text >> Yuki Ogawa
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