堀内:今年で理事長になって7年目ですね。定年で退職する直前、まだ全国高体連で副理事長も務めていた59歳の時に滋賀県卓球協会の理事長になりました。2年後に事務局長も引き継いで、もう両方やって6年近くになりますが、事務局長を兼任してから忙しくなりました。
−事務局長の仕事の全体像というのがちょっと想像できないですが、どのような仕事がありますか?
堀内:まず、事務局は私の自宅です。これは前任の事務局長の時もそうでした。だから県内の大会申し込みは、すべて私の自宅に届きます。申し込みはファックスとメールと郵送で受け付けていて、今はメールが多いですけど、中学校などはメールを外部に送るのに許可が必要な場合があり、今でもファックスが多い。最新のファックスは着信すると私のスマートフォンにデータとして来るようになっているので、非常に助かります。
もうひとつ、私がやっている大きな仕事はホームページの作成です。今までに彦根市卓球協会と滋賀県高体連卓球専門部のホームページを作ってきて、理事長になってから滋賀県卓球協会のホームページにも力を入れています。
滋賀県卓球協会のホームページは、一番目立つところに各大会の申込状況を掲載していて、自分の申し込みがちゃんと届いているか、どこから申し込みがあったかがすぐわかるようになっている。締め切られたら組み合わせを作って、大会の2〜3日前にはホームページにアップします。大会が始まったら記録を入力しながら、賞状を作って印刷して、記録も全部その日のうちにアップします。
自宅の6畳くらいの部屋にパソコンやプリンター、コピーを置いて作業をしていますが、朝起きてご飯を食べたら作業、お昼にご飯を食べてまた作業という感じで、毎日夜の12時過ぎまでやっています。それに県内の大会も私は全部行きます。オープン大会にホープス、レディースにラージボールまで、プログラムや賞状を作りに行って、領収書も作ります。
−聞いているだけで目眩(めまい)がしそうな忙しさですが、今回の日本リーグ(6月21〜25日)でもいろいろなところで堀内さんの姿を見ます。現場での仕事も多そうですね。
堀内:日本リーグは事務局長の小畑(幸生)さんとも何度も打ち合わせをさせてもらいましたし、毎年やっているから道具類は全部用意され、セッティングも決まっている。基本的にはその手伝いで、卓球台や椅子、机を並べたりするのが主な仕事です。それでも普段は事務局に籠もって作業をしているので、前日準備は疲れましたね。普段は100歩も歩かなかったりするのに、2万歩以上歩きましたから。
全日本ラージの場合は、たとえばプログラムも表紙から私が全部決めて、祝辞ももらって、一から全部作りました。日本卓球協会から来る組み合わせもそのままだと見にくいので、チーム名や試合時間もしっかり入れて、プログラム用に作り直します。
ツイート