7月25〜28日、福建省・厦門市で行われた『2025中国卓球クラブ超級(スーパー)リーグ』第2ステージ。6チームが参戦する女子は、山東魯能が4戦全勝。平野美宇が所属する深圳大学は4試合で1敗を喫し、両チームが5勝1敗の成績で並んだ。
[女子第2ステージ・結果] ※得点は勝=2点/敗=1点
11点 山東魯能(5勝1敗)
11点 深圳大学(5勝1敗)
10点 上海龍騰(4勝2敗)
9点 華東理工大学(3勝3敗)
7点 黄石基地・華新(1勝5敗)
6点 成都高新若水居(0勝6敗)
王曼昱、陳幸同、銭天一という盤石の布陣を誇る山東魯能は成都高新若水居、USスマッシュで大活躍を見せた陳熠を擁する上海龍騰、申裕斌(韓国)、木原美悠が所属する黃石基地・華新にそれぞれ3-0の完勝。第1ステージを全勝で終えた深圳大学にも、1番のダブルスを落としながら、王曼昱がシングルスで2得点、陳幸同も伸び盛りの蒯曼を3-2で退けて深圳大学に今季初めて土をつけた。
〈山東魯能 3-1 深圳大学〉
陳幸同/錢天一 2-3 蒯曼/平野美宇○
○王曼昱 3-1 覃予萱
○陳幸同 3-2 蒯曼
○王曼昱 3-0 平野美宇
陳幸同らとともにシングルス4戦全勝の活躍でチームを支えた王曼昱
深圳大学の大エース、孫穎莎は過密日程の影響で、第2ステージは平野美宇とのダブルス1試合のみの出場にとどまった。中国メディア『捜狐』は、孫穎莎と平野の初ペア結成についてコメントを掲載しており、孫穎莎は「平野美宇選手とダブルスを組めたのはとても嬉しかった。これまで一緒にプレーしたことはなかったし、言葉の壁も多少あった。でも、平野選手の中国語の理解度は、私が思っていたよりずっと高くて驚いた。試合の前半はうまくいかない場面もあったが、ずっと積極的に話し合いながらプレーして、最後に勝てたのは本当に良かった」とコメント。
一方、「正直かなり緊張した」という平野も、「息も合っていて、最終的にしっかり勝利を収めることができて良かった」と安堵のコメントを残した。
〈深圳大学 3-0 成都高新若水居〉
○孫穎莎/平野美宇 3-2 李雨琪/向俊霖
○覃予萱 3-1 高雨欣
○平野美宇 3-2 向俊霖
第2ステージでは単複で6勝とチームに大きく貢献した平野
山東魯能戦では、蒯曼(右)とのペアで1番で陳幸同/錢天一を破った
木原が所属する黃石基地・華新は、勝ち星に恵まれず、1勝5敗の成績で第2ステージを終えた。深圳大学戦では平野と木原が単複で対戦し、ダブルスでは蒯曼/平野が王添藝/木原に競り勝ったが、3番のシングルスでは木原が3-0で日本対決を制した。
〈深圳大学 3-2 黃石基地·華新〉
○蒯曼/平野美宇 3-1 王添藝/木原美悠
○覃予萱 3-2 姚睿軒
平野美宇 0-3 木原美悠○
覃予萱 2-3 王添藝○
○蒯曼 3-0 姚睿軒
第2ステージは3試合のみの起用にとどまった木原
写真提供:ピンパン世界
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