卓球王国 2024年3月21日 発売
バックナンバー 定期購読のお申し込み
馬龍 中国リポート

中国超級リーグ、男子は馬龍率いる山東魯能が優勝

12月3〜11日にかけて、山東省威海市で開催された中国卓球クラブ超級リーグ2022シーズンは、男女のプレーオフが行われた。男子は、馬龍率いる山東魯能が樊振東、許昕らを擁する上海地産集団との決勝を制し、2シーズンぶりに優勝を飾った。

 

男子結果は以下のとおり
準決勝
 〈山東魯能(GL1位) 3−1 山東魏橋・向尚運動(GL3位)〉 ※GL=グループリーグ
袁励岑/馬龍 −7、−8、−9 于子洋/周啓豪○
○徐瑛彬 −10、−5、3、5、13 王楚欽
○馬龍 7、5、7 周啓豪
○徐瑛彬 9、10、−7、9 于子洋

 〈上海地産集団(GL4位) 3−1 黄石基地・華新(GL2位)〉
許昕/周恺 −6、9、−3、−6 魏世皓/薛飛○
○樊振東 3、7、−8、−8、6 向鵬
○周恺 8、−6、10、7 薛飛
○樊振東 5、6、−9、8 魏世皓

決勝
 〈山東魯能 3−2 上海地産集団〉
○袁励岑/馬龍 4、5、−8、−6、10 許昕/樊振東
○徐瑛彬 7、8、−6、−12、9 周愷
馬龍 8、−6、−6、−6 樊振東○
徐瑛彬 7、−10、−8、−8 許昕○
○袁励岑 9、6、−10、7 周愷

 

男子は、グループリーグ1位の山東魯能と4位の上海地産集団が決勝で対決。1番は袁励岑/馬龍のダブルスが許昕/樊振東をフルゲームで下し、山東魯能が先取点をあげると、続く2番の徐瑛彬が周愷との熱戦を制し、山東魯能が2-0と優勝に王手。しかしここから上海地産集団が意地を見せ、3番で樊振東が馬龍を下し、4番では徐瑛彬がグループリーグで勝利していた許昕に敗れて2-2に追いつかれるも、ラストは勝負どころを押さえた袁励岑が周愷に勝利。山東魯能が2シーズンぶりに頂点に返り咲いた。

決勝の3番では樊振東に敗れるも、若手二人をけん引した馬龍

 

2シーズンぶりの優勝となった山東魯能

 

2位の上海地産集団は、1番で樊振東(右)/許昕のダブルスを起用。第5ゲームでは10-9と先にマッチポイントを握りながらも勝利を奪えず

 

男子は樊振東(右)と向鵬が1800ポイントと並んだが、シングルス全勝が評価された樊振東が、MVP(シングルスの最多ポイント獲得者)を獲得した

※写真提供:『ピンパン世界』

●第1ステージ順位

1位 山東魯能 7勝1敗

2位 黄石基地・華新 6勝2敗

3位 山東魏橋・向尚運動 6勝2敗

4位 上海地産集団 6勝2敗

5位 楽旋体育集団 4勝4敗

6位 汕頭明潤 3勝5敗

7位 四川豊谷酒業 3勝5敗

8位 深圳宝安・中基1号 1勝7敗

9位 江蘇中超電䌫・華賓 0勝8敗

 

関連する記事