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中国リポート

中国超級リーグ第3ステージ、女子は張本美和が初登場。平野美宇が加入する深圳大学が1位でプレーオフへ

『2025中国卓球クラブ超級リーグ』の第3ステージ。女子は12試合を終え、プレーオフファイナル(準決勝・決勝)の4進出チームが決定した。

[女子第3ステージ・結果] ※得点は勝=2点/敗=1点
19点 深圳大学(9勝1敗)
17点 山東魯能(7勝3敗)
16点 上海龍騰(6勝4敗)
15点 華東理工大学(5勝5敗)
12点 黄石基地・華新(2勝8敗)
11点 成都高新若水居(1勝9敗)

第2ステージ終了時点で5勝1敗と並んでいた山東魯能と深圳大学は、第3ステージで明暗。4戦全勝と強さを見せた深圳大学がレギュラーシーズン1位でプレーオフ進出を決めた。深圳大学でプレーする平野美宇は蒯曼とのダブルスで2勝、さらにシングルスでも白星を挙げ、チームの首位通過に貢献した。

〈深圳大学 3-1 山東魯能〉
孫穎莎 / 蒯曼 2-3 王曼昱 / 銭天一
平野美宇 3-0 徐奕
孫穎莎 3-1 銭天一
蒯曼 3-2 徐奕

コンビネーションが冴えた平野美宇(右)/蒯曼

一方、山東魯能は黄石基地・華新、深圳大学にいずれも1-3で敗れ、最終的に2位でレギュラーシーズンを終えた。ここからのプレーオフでの巻き返しを狙う。

また、3位には陳熠や楊屹韻ら若手の成長株を擁する上海龍騰が入り、王芸迪率いる華東理工大学が4位で続いた。これで上位4チームがプレーオフ進出を決めた。

さらに今ステージで注目を集めたのが、成都高新若水居から参戦した張本美和。黄石基地・華新戦では向俊霖とのダブルスとシングルスで連勝し、チームに今季初白星をもたらした。チームとしては1勝にとどまったものの、張本はシングルスで蒯曼に敗れた以外は3勝を挙げ、堂々と存在感を示した。

〈成都高新若水居 3-0 黄石基地・華新〉
○向俊霖 / 張本美和 3-2 韓菲児/申裕斌
○冷雨桐 3-0 姚睿軒
○張本美和 3-1 韓菲児

チームはプレーオフ進出ならずもダブルスで2勝、シングルスで3勝と好成績を収めた張本美和

写真提供:ピンパン世界

 

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