世界各地でパリ五輪シングルス大陸予選がスタートし、東南アジア、オセアニアでは出場資格獲得選手が決定した。
【東南アジア】
〈男子〉
●準決勝
サングアンシン(タイ) 4-1 ディン(ベトナム)
アイザック・クエク(シンガポール) 4-3 ミサル(フィリピン)
●決勝
アイザック・クエク 4-2 サングアンシン
〈女子〉
●準決勝
ツォン・ジエン(シンガポール) 4-0 チャン・リーシャン(マレーシア)
ニュエン(ベトナム) 4-3 クルーズ(フィリピン)
●決勝
ツォン・ジエン 4-1 ニュエン
タイ・バンコクで開催された東南アジア予選では、男女ともシンガポール勢が出場資格を獲得。アイザック・クエク、ツォン・ジエンともに初の五輪出場となる。男子の決勝に進んだサングアンシンは予選リーグで東南アジア予選第1シードのパン・コーエン(シンガポール)を破ったが、出場資格獲得はならなかった。
【オセアニア】
〈男子〉
1位:デラ-ペナ(ニュージーランド)、2位:ティモシー・チェ(ニュージーランド)、3位:チィ・ワン(フィジー)、4位:ヴィッキー・ウー(フィジー)、5位:ヨシュア・イー(フィジー)
〈女子〉
1位:トミー(バヌアツ)、2位:ルル(バヌアツ)、3位:グレース・イー(フィジー)、4位:ギア(ニュージーランド)、5位:キャロリン・リー(フィジー)
ニューカレドニア・ヌメアで行われたオセアニア予選。男女とも総当たりのグループリーグで順位を決定し、男子はデラ-ペナ、女子はトミーが出場権を獲得。デラ-ペナは同僚のティモシー・チェとの対戦でゲームカウント0-2から逆転勝利。2008年の北京五輪に出場したトミーは32歳にして16年ぶり2度目の五輪出場のチャンスをつかんだ。
パリ五輪大陸予選は5月13~15日に南アジア、5月14~18日にアメリカ大陸、5月15~19日にヨーロッパ、5月16~18日にアフリカ、5月17~19日に西アジアと中央アジアで出場資格獲得選手が決定。6月18日発表の世界ランキングで、それまでに出場資格を有していない選手を対象にランキング上位者から出場資格が割り振られていくこととなっている。
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